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2012/05/17

蔵前仁一「ゴーゴー・アフリカ(上)」感想。
旅行記。2012年05月13日読了。

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ゴーゴー・アフリカ〈上〉


「わけいっても、わけいっても、インド」を読んだあとに、蔵前さんの本を検索したのです。

すると、「ゴーゴー・アフリカ(上・下)」が出てきた。蔵前さんはアフリカ本も出していたんですか、そりゃ読みたいです。 …でも1993年に出版された本書は絶版で、amazonの古本で手に入れたのです。

本書「ゴーゴー・アフリカ」の上巻には、
・1987年のモロッコ旅と、
・1990年~91年のアフリカ旅行(期間1年以上)のうち、アルジェリア~ニジェール~ブルキナファソ~マリ~コートジボアール~ガーナ~ベナンまでが収録されてます。

アルジェリア(のタマンラセット)からニジェール(のアルリット)までのサハラ砂漠をまたいだ国境越えを(下図参照)、ヒッチハイク同然でつかまえた車でやってしまう。ニジェールに車を売りに行くヨーロッパ人が多く存在し、そういう車売りの連中は、砂漠で車が砂に埋まってスタックしたときに車押しが必要なので、バックパッカーを見つけたら気軽に乗せてくれたのだとか。


大きな地図で見る

へえ、そうなのか、1990年頃というのは、そういう旅が可能だったのか。


私は2006年(私40歳)に二度目の海外旅行でケニアに行き、そこから海外旅行にはまって43歳で世界一周旅行に出て、アフリカにはモロッコ、エジプト、南ア、ナミビア、ジンバブエ、ザンビア、ボツワナに行きました(ジンバブエとザンビアとボツワナは国こそ3カ国に別れているけど全部ヴィクトリアフォールズ周辺)。だからなんだって話ですが、2012年の今はどうなんだろうね。こんなこと出来るのかな? 少なくとも、アルジェリアに入国するビザを取るのすら一苦労するはず。

私の知り合いで、英語とスペイン語とポルトガル語(とたぶんフランス語)がぺらぺらで、世界135カ国に行ったことがある旅人さんも、

「エジプトとかモロッコとかの周辺4~5カ国でアルジェリアビザを取ろうとしたけど、ぜんぜん取れなかった。招待状(この場合アルジェリア国民から出してもらうもので、通称「レター」)が無いとなかなか取れないですよ、私もアルジェリアは行ったことがないですもん」

と言っていたので、今の世界情勢で蔵前さんのような旅をするには、まずアルジェリアに入国できるかどうかが一つのキーポイントになるのだろう。


世界情勢というのは日々刻々と変わっているので、本書に記載されている内容はあくまで1990年~1991年の出来事、風景、人々、と思って本書を読むのが正解だろう。

とはいえオモロかったですよ。


8点/10点満点

※5/18追記
アルジェリアは、ぶらっと行くには不便というだけで、ツアーなどを使えばそれほど問題なく行けるはずです。観光ビザでアルジェリアに行く場合、宿泊先を予約して、ホテルから「予約証明書」をもらって、それをビザ申請時に添付する必要があるのです(なので宿泊先が決まっているツアーだと問題ない)。まあ、ビザ申請時の手間は、ロシアと似たような感じではないかと。

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