« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »

2012/11/29

北方謙三「楊令伝(十二) 九天の章」感想。
水滸伝の続編。2012年11月24日読了。

にほんブログ村 本ブログへブログランキングに参加しております。
バナーをちょこっと押していただけると恐悦至極なり。

楊令伝〈12〉九天の章

今年(2012年)の夏、大学のスクーリングで東洋史を取ったら、中国史だった。

周ができて、
秦ができて始皇帝が中華を統一して(マンガ「キングダム」の時代だ)、
漢になって(ここは更に前漢・新・後漢に別れる)、
三国志の時代になって、
西晋、
三国志の魏が五胡十六国
三国志の呉が東晋、

そこから南北朝時代
五胡十六国は→北魏→西魏と東魏→北周と北斉
東晋は→宋→斉→梁→陳

これがまた中華統一されて隋、唐、五大十国を経て、

水滸伝の時代である宋の時代に入る。

宋の時代は、
北宋と南宋、
遼と金、
西夏、
などに別れていて、

その後モンゴルがやってきて元になる。


(図じゃないので何が言いたいのか分かりづらいと思います済みません)


楊令伝はどこまで史実に基づいているのかなあ。

(水滸伝そのものが中国の作り話で史実じゃねえだろう、と言われそうだ)


5点/10点満点


◆◆以下、ネタバレ含む、自分メモ用のあらすじ(紀伊國屋bookWebからの引用+α)◆◆
金国内での政争を粘罕が制し、漢人を推戴した傀儡国家・斉が中原に建国された。
李富が操る南宋では、趙構が『抗金』の檄を飛ばし、皇太子に〓(しん)を冊立する。
一方、梁山泊は西域との交易を順調に続け、さらに富を増やし始めていた。
だが、李媛と李英の姉弟が護衛する梁山泊の商隊が、突如、金軍に襲われる。
急襲を知らせるため、王定六は梁山泊へ向けて疾風の如く駈け抜ける。
楊令伝、火急の第十二巻。
交易で富む梁山泊。果たして天下の行方は──。
中原には金国の傀儡国家である斉が建ち、江南には李富の操る南宋が建った。梁山泊は、西域との交易によって富み始めている。だが、李媛と李英の守る商隊が、金軍に急襲された。
燕青が李富の用心棒周柄と戦って勝つも燕青は失明し引退。
鮑旭は張俊軍とぶつかって部下(しんりょう)を救って戦死。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/11/27

北方謙三「楊令伝(十一) 傾暉の章」感想。
水滸伝の続編。2012年11月21日読了。

にほんブログ村 本ブログへブログランキングに参加しております。
バナーをちょこっと押していただけると恐悦至極なり。

楊令伝〈11〉傾暉の章


全ての登場人物のエピソードをあますところなく全部書こうとしているのかな?

どうでもいい脇役の話が延々と続く。

この長い長い小説の本筋はいったいどこにあるんだろう。

主人公に魅力がなくて、脇役にも魅力がなくなって、そのくせ新しい脇役が次から次へと出てきて、だけどその脇役もスーパーマン的にいきなり強くなって、それでいて話の本筋がどこに向かおうとしているのか全然見えなくなっている。

船戸与一的な全崩壊の虚しさを狙っているのかな。

それにしては話が長すぎるけど。


5点/10点満点


◆◆以下、ネタバレ含む、自分メモ用のあらすじ(紀伊國屋bookWebからの引用+α)◆◆
梁山泊は、国としてのかたちを整えていく。
西域への交易路開拓のため、韓成は西夏に遣わされる。
楊令自ら護衛する最初の商隊が、西域へと出発した。
兀朮らが率いる金軍は、南宋の帝となった趙構を討つために旧宋領への侵攻を続ける。
劉光世は趙構を守って江南を転戦するが、一方で、岳飛と張俊は趙構の召集に応じることなく、それぞれが独立勢力として中原に立っていた。
楊令伝、乱世の第十一巻。
第65回毎日出版文化賞特別賞受賞。
争いの火種くすぶる中、見え始めた新しい国の姿
梁山泊、金国、岳飛や張俊、そして青蓮寺が操る南宋。各勢力が並立し、危うさを孕んだ状態が続く。新しい国としての梁山泊を支える交易の道を開くため、韓成は西夏で尽力する
西夏が複雑な状況で更に登場人物が増える。岳飛と簫珪材がぶつかって岳飛負ける。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/11/25

北方謙三「楊令伝(十) 坡陀の章」感想。
水滸伝の続編。2012年11月18日読了。

にほんブログ村 本ブログへブログランキングに参加しております。
バナーをちょこっと押していただけると恐悦至極なり。

楊令伝〈10〉坡陀の章

たいしてキャラの立ってない人物同士が、細かい諍いを始める。

国盗り物語的な戦事は影を潜め、商いの方法論が目立つ。

その商いの方法が、極めて現代的な発想に基づいており、西暦1200年代の中国でここまで物事が考えられていたのだろうか? と違和感ばかりが残る。

また、強者の上級将校が兵を鍛える際、「死域に入る」と言う表現をやたらと使っている。これは調練で死ぬまで追い込み、そこから意識の無いまま戦闘を続けられるようになったら、その兵は一段階強くなる。という設定なのだが、発想がゲームソフトなんだよなあ。

死域に入っただけで強くなれるって設定を使うのなら、金庸の武侠小説くらいぶっ飛んだ話の展開にしなきゃ。


5点/10点満点



◆◆以下、ネタバレ含む、自分メモ用のあらすじ(紀伊國屋bookWebからの引用+α)◆◆
宿敵・鐘貫を討ち、梁山泊は宋禁軍との闘いを終える。
戦勝後に頭領の楊令が目指したのは、交易によって富む、小さく豊かな国の姿だった。
その実現のため、梁山泊は、日本と遙か西域とを結ぶ交易路を開拓する。
一方、金軍はついに開封府を陥して、宋王朝の廃止を宣言した。
だがその時、李富は青蓮寺の拠点を江南に移し、李師師とともに新国家誕生に向けて動き始めていた。
楊令伝、混迷の第十巻。
宋、金国、そして梁山泊。新たな歴史が始まる
童貫を失った宋禁軍は崩壊。河水沿いの地域を支配下においた梁山泊は、交易による新しい国づくりを始めた。一方、金の宋に対する攻勢が増し、都・開封府が陥落する。
方ろう軍残党の指揮を命じられ童貫戦で部下を大量に失った韓成がうじうじして西夏国行きを命じられ、耶律大石が西夏の隣に西遼を建国しようとしている。秦容は何だかつまらん人物に育った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/11/21

北方謙三「楊令伝(九) 遥光の章」感想。
水滸伝の続編。2012年11月24日08日読了。

にほんブログ村 本ブログへブログランキングに参加しております。
バナーをちょこっと押していただけると恐悦至極なり。

楊令伝〈9〉遥光の章


盛り上がらない。

何でこうもあっさりと話が進むのか。

盛り上げるべきところがあっさり進み、どうでもいいところに長々とページを割いている。ように思う。

まあそれでも、本巻はまだドラスティックな展開があっただけマシな感じ。

6点/10点満点

◆◆以下、ネタバレ含む、自分メモ用のあらすじ(紀伊國屋bookWebからの引用+α)◆◆
歴戦の同志を失いながらも、梁山泊軍は、童貫軍と全軍あげてのぶつかり合いを続けている。
乱戦の中、戦場の中央に陣取る郭盛軍は少しずつ前進を始めた。
童貫は『幻』の旗に向かい、岳飛は楊令軍を止めるべく疾駆する。
一方、金軍は宋領深く南下し、青蓮寺は北の大商人たちの財産接収を始めていた。
歴史が大きく動こうとするなか、ついに楊令と童貫が戦場で邂逅する。
楊令伝、圧巻の第九巻。
第65回毎日出版文化賞特別賞受賞。
長きに亘る宿命の闘いが、ついに決着
楊令率いる梁山泊軍は、扈三娘、張清、馬麟らを失いながらも宋禁軍と激戦を続ける。花飛麟ら若い隊長も成長し、童貫軍を圧していく。楊令と童貫が戦場で邂逅、ついに雌雄を決する。
って、第1章のラスト数行で童貫討ち死に。なんじゃそりゃ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/11/08

北方謙三「楊令伝(八) 箭激の章」感想。
水滸伝の続編。2012年11月02日読了。

にほんブログ村 本ブログへブログランキングに参加しております。
バナーをちょこっと押していただけると恐悦至極なり。

楊令伝〈8〉箭激の章


完顔成、撻懶、斡離不ら金国軍は全部魅力なし。

魅力のない人物がダラダラと会話をする。

ドラマチックな展開がないまま、重要な出来事が起こり、重要な人物がころっと死んでいく。

主人公楊令の言動にも、相変わらず魅力なし。

長い長いあらすじを読んでいるような感じ。

期待はずれ感が半端なく。あと7冊もあるのか……ため息。


5点/10点満点

◆◆以下、ネタバレ含む、自分メモ用のあらすじ(紀伊國屋bookWebからの引用+α)◆◆
激戦が続き、童貫軍がゆっくりと梁山泊内に進軍した。
岳飛は先行して棗強を奪取する。
楊令は新たな軍の配置を命じ、呼延灼の軍は息子の呼延凌が引き継いだ。
扈三娘軍には花飛麟軍が援護に入り、劉光世、張俊軍とぶつかり合う。
雨の降りしきる戦場で、花飛麟は扈三娘への恋情を露にした。
一方、金国は対宋開戦でまとまり、唐昇を先鋒に、完顔成、撻懶、斡離不が南下を始める。
楊令伝、悲闘の第八巻。
戦いに散った者が、後に残したものとは
梁山泊軍と宋禁軍との激闘が続く。戦死した呼延灼の軍を息子の呼延凌が引き継ぎ、敵軍を押し止める。扈三娘は、戦場で花飛麟と結婚の約束を交わした。一方、金軍は宋と開戦するため、南下を始める。
でも扈三娘討ち死に。張清は岳飛に討ち取られ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/11/06

北方謙三「楊令伝(七) 驍騰の章」感想。
水滸伝の続編。2012年10月29日読了。

にほんブログ村 本ブログへブログランキングに参加しております。
バナーをちょこっと押していただけると恐悦至極なり。

楊令伝〈7〉驍騰の章

あらすじで書かれているほどのわくわく感がない。

前巻あたりから楊令が自分の胸のうちを披露するようになってきたのはいいのだが、主人公というには魅力がない。

残念な感じ。


6点/10点満点

◆◆以下、ネタバレ含む、自分メモ用のあらすじ(紀伊國屋bookWebからの引用+α)◆◆
童貫率いる宋禁軍が、ついに梁山泊討伐に出動した。
開封府では、燕青と侯真が、不穏な動きを見せる青蓮寺の妓館を探っている。
梁山泊は楊令を中心に結束を強め、童貫を迎え撃つ準備をかためた。
張平は黒崎兵を離れ、新たに編成した青騎兵を率いる。
花飛麒軍が、宋禁軍の先鋒・岳飛軍と激突し、史進遊撃隊に入った呼延灼の息子、穆凌は、趙安の首を狙って疾駆する。
楊令伝、白熱の第七巻。
第65回毎日出版文化賞特別賞受賞。
楊令と、童貫。雌雄を決する戦いが始まる。
童貫率いる禁軍が、ついに梁山泊討伐に出動する。梁山泊は、頭領・楊令を中心に結束を強め、迎え撃つ準備をかためた。緒戦は童貫の部下・岳飛軍と、梁山泊の花飛麟軍が激突する。
呼延灼がやられ、穆凌は父の死の間際に呼延凌と呼ばれ、その呼延凌がぎりぎりで趙安の首を取ると。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/11/02

アクセスカウンター22万突破に感謝。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ←バナーをちょこっと押していただけると恐悦至極。


トップに設置している忍者Toolsアクセスカウンターが21万22万を突破しました。
お読み下さっている皆様に感謝です。

2005年12月15日 ブログ始める
2006年11月23日 アクセス01万突破 (344日) 一日平均 29
2007年10月09日 アクセス02万突破 (321日) 一日平均 31
2008年06月21日 アクセス03万突破 (255日) 一日平均 39
2009年01月19日 アクセス04万突破 (212日) 一日平均 47
2009年05月28日 アクセス05万突破 (129日) 一日平均 77
2009年09月06日 アクセス06万突破 (101日) 一日平均 99→11月に世界一周開始
2010年01月06日 アクセス07万突破 (122日) 一日平均 82
2010年02月22日 アクセス08万突破 ( 47日) 一日平均212
2010年04月27日 アクセス09万突破 ( 65日) 一日平均154→5月末に世界一周終了
2010年07月01日 アクセス10万突破 ( 65日) 一日平均154
2010年09月02日 アクセス11万突破 ( 62日) 一日平均161
2010年11月21日 アクセス12万突破 ( 80日) 一日平均125
2011年02月01日 アクセス13万突破 ( 72日) 一日平均139
2011年04月26日 アクセス14万突破 ( 86日) 一日平均116
2011年07月08日 アクセス15万突破 ( 73日) 一日平均137
2011年09月07日 アクセス16万突破 ( 60日) 一日平均167→フィリピン留学記
2011年11月25日 アクセス17万突破 ( 80日) 一日平均125
2012年01月30日 アクセス18万突破 ( 66日) 一日平均152
2012年04月23日 アクセス19万突破 ( 83日) 一日平均120
2012年06月24日 アクセス20万突破 ( 62日) 一日平均161
2012年08月28日 アクセス21万突破 ( 65日) 一日平均154
2012年11月01日 アクセス22万突破 ( 65日) 一日平均154

※合計2513日で22万アクセス突破です。通算平均で一日87.6アクセスです。

※このブログ、そろそろデザインを変えなければ読みづらくなってきてどうしようもないなあ。と思いつつ1年経ったなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »