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2013/01/29

桜井啓子「シーア派―台頭するイスラーム少数派」感想。
イスラム教関連新書。2013年01月21日読了。

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シーア派―台頭するイスラーム少数派

大学のレポートを書くための参考書として古本で買いました。レポートに必要な部分しか読む気はなかったんだけど、意外と興味深いことがたくさん書かれていて、ついつい全部読んでしまいました。

シーア派は歴史的経緯から、多数派のスンナ派から邪教扱いされてきました。

シーア派の人達は、今のイランやイラク、トルコなどに逃げ、ひっそりと暮らしていました。そのため、自分の宗派を言うと不都合な状況に陥る場合、宗派(シーア派)を隠しても良いという「タキーヤ(信仰隠蔽)」が認められるようになりました。スンナ派はタキーヤを認めていません。

そんな中、1979年にホメイニ師がイランでイスラム革命を起こし、イランはシーア派の国となります。

サウジアラビアはスンナ派の過激な宗派であるワッハーブ派が王族であり、ワッハーブ派はサウジアラビアに住むシーア派を弾圧します。

アフガニスタンでは、1900年頃、スンナ派が全土制圧を目指し、シーア派の弾圧に乗り出し、同時にシーア派も徹底抗戦を開始。1978年、スンナ派が勝ち社会主義政権を樹立、シーア派は散り散りに。社会主義政権は土地の国有化などを進めたら、アフガン各地で反発勃発。社会主義政権を歓迎するソ連もうろたていたところ、隣国イランでシーア派政権誕生、アメリカの介入などもあり、それはアフガンに侵攻、急進派政権を倒して穏健派を据える。

などなど、シーア派の動きが多数解説されております。


8点/10点満点


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