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2013/05/21

エミリー・ロス/アンガス・ホランド/宮本喜一訳「100 Inc.」感想。
ビジネス書。2013年05月10日読了。

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100Inc. -世界的企業100社のターニングポイント

しばらく更新の間が開いてしまいました。読むのに時間がかかる本ばかり読んでいるからです。


2007年10月に出版された本。何かの書評で見て、面白そうだと買ったは良いけど、ほったらかしにしていた本。積ん読本消化期間なので、読んでみた。

世界企業100社のターニングポイントを、ビジネス雑誌の記事風に紹介している。

これがですね。

予想以上に面白い話が盛りだくさん(そりゃそうだ100社分だよ)で、読み始めは「興味のある会社だけさらっと読んでしまおう」と思っていたけど、結局全部のエピソードをまじめに読んでしまいましたよ。

以下、面白かったところ。

※本書で紹介される20番目の会社 ノキア
ノキアの主力商品は、1980年代半ばあたりまで、トイレットペーパーとスタッドレスタイヤだった。1981年から初期の携帯電話端末製造に手を出したら、これが大当たりになった。

※本書で紹介される21番目の会社 エイボン(化粧品)
エイボンは女性販売員が自宅訪問し、化粧品を売る。このスタイルは全世界的に受け入れられていて、現在のエイボンは、143カ国に510万人(!)の販売員を抱えている。

※本書で紹介される27番目の会社 イケア
1953年、イケア初めてのショールームがスウェーデンの鉄道の町エルムフルトに作られた。って、イケアってそんなに古い(60年以上前に設立されたってことだ)会社だったのか。

※本書で紹介される31番目の会社 スターバックス
スターバックスの創業者ハワード・シュルツが、ただのコーヒーショップを世界的なカフェチェーンにした話は有名だけど、スターバックス自体はシュルツが創業した会社じゃなく、尚且つ、チェーン展開するのに、投資家集団から380万ドル(4億円弱)を掻き集め、しかも自己資金ゼロという離れ業。すごいよ、それ。

※本書で紹介される33番目の会社 amazon
amazonのジェフ・ペゾスの経営手法も有名で、とにかく利益を出さないことで知られている。利益を出すくらいなら、先行投資してしまうのだ。で、そのペゾスは、26歳の時、バンカーズ・トラスト(投資銀行)始まって以来の最年少副社長だった。

※本書で紹介される43番目の会社 マイクロソフト
ビル・ゲイツとポール・アレンは、ソフトを作っては売っていた。なんと、アップルにも、アップルベーシックというプログラムを21,000ドルで売っていた。

掲載されている100社のうち、半分くらいは私でも知っている会社で、残りはアメリカまたはヨーロッパにしか展開していないため、知らない会社だった。

全然知らない会社でも、年商が数億ドルに達する企業が成長していく過程は面白く、読んでいるとぐいぐい引き込まれた。(そりゃ100社分の話が詰め込まれているので、引き込まれないのもあったけど)


本書に興味を持たれた方は、図書館あたりで自分の興味ある企業に関する話を拾い読みをして、面白かったら全編読んでみてはいかがでしょうか。


予想以上に面白かったですよ。


8点/10点満点

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