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2013/11/12

伊藤絢子「住んでみた「日の当たる島」」感想。
ジャマイカ生活記。2013年10月31日読了。

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住んでみた「日の当たる島」―レゲエとブルーマウンテンコーヒーの国の実相

外交官で、1993年から5年間、在ジャマイカ日本大使館に勤めた(暮らした)著者が、ジャマイカについて書いた本。著者は1965年に外務省に入省したと経歴が書かれているので、1943年くらいに生まれ、現在70歳くらいの人。

で、2004年に出版された本。

で、内容がかなり薄っぺらい本。

文法的に言うと、接続副詞の「ところで」をやたらと多用し、「ところで」と使う必要のないところで「ところで」を使っているから、酷い場合は1ページに2回も「ところで」を使っているくらいで、もういいかげんにしろよと思ってしまうほど、文章が変。

文章そのものは上手い方だと思うんですけどね、官僚な方なので官僚チックな文章になれてしまっているのか、やっぱり文章が変。

最初の章はジャマイカの案内を文章で書いているけど、どこそこの道を南に行くとブルーマウンテン山脈を越えるため景色がドラマチックに変化し、その道を真っ直ぐ行くとカリブ海に出る

的な解説でジャマイカ案内をするんだけど、写真一枚ある分けじゃなく、ただひたすら文章で道案内している。


これを日本に当てはめてみると、国道6号は東京都から宮城県まで東日本を縦断する日本の大動脈のひとつで、起点の東京都中央区から荒川、綾瀬川・三郷、松戸、柏を抜け、取手を越えると、周囲にはだんだんと畑が広がっていき、東京からわずか1時間でこのような田園風景が見られるとは感激である。そこから1時間も走らせると、霞ヶ浦に近づき、田園風景一辺倒だった場所に土産物屋が多く現れる。さらに小一時間ほど走ると、水戸に到着し、意外なほど高層ビルが林立する姿に、少々戸惑いを隠せない。


的な文章が延々と100ページくらい続く。


飽きる。


ついでに言うと、ジャマイカとレゲエの関係についても、レゲエの知識が少なすぎて、残念な文章となっている。外交官特権で、レゲエのスーパースターのライブを見に行ったりしているのに、何の感動も伝わってこない。(著者はレゲエに興味がないと書いている)


甚だ残念な本である。


4点/10点満点


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