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2013/11/22

湯之上隆「日本型モノづくりの敗北」感想。
タイトル通りの本。2013年11月15日読了。

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日本型モノづくりの敗北 零戦・半導体・テレビ

久々に新刊の感想(今年10月に出た本です)。

1980年代~90年代前半に世界のトップを走っていた日本の半導体メーカーは、なぜ失速してしまったのか。

日立(及び日立からの出向でエルピーダなど)で16年間、日本の半導体製造に携わってきて、けど結局事実上希望退職で日立から去った著者(去ってから半導体産業を研究する学者になった)は、傍から見るととても分かり易く日本の半導体産業が落ち込んでしまった理由を語っている。

かつ半導体産業の内部にいると、この単純な理屈が理解できない理由も同時に説いている。

それが本書。

かなり面白かった。

が、後半、特にサムスンのグレーな話あたりから推測情報が多くなり、説得力が低くなった。


本書はNECをけっこう叩いている。私は元NECだったので、的を射ているなあ、と感心しきり。


本書の細かな内容については、今本書が手元にないので書けないです。すみません。

(本書を読み終えた直後にNEC同期入社の飲み会があり、あげてしまった)


この著者はWeb論壇のJBPressで「日本半導体・敗戦から復興へ」という連載を持っており、このWeb連載がかなり面白くて本書を買った。本書を買うか買わないか迷っている方は、買う前にWeb連載を読んでみたら、面白さの一端が分かると思う。なお、本書はWeb連載をマメに読んでいれば、買う必要がないかもしれない。Web連載をまとめただけのような印象も受ける。


7点/10点満点


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