麻野涼「死の臓器」感想。
サスペンス小説。2015年08月04日読了。
つい最近、高橋幸春「だれが修復腎移植をつぶすのか」2015年07月28日読了。7点
を読んだ。
この著者、高橋幸春氏はルポ・ノンフィクションを発表する時の名前で、小説を書く時は麻野涼というペンネームを使っている。
本書は、その麻野涼が書いた臓器売買を巡るサスペンス小説である。WOWOWでドラマ化されることになったので、本屋で平積みされていた。平積みされた本書の内容に興味が湧き、買った。立ち読みはしていない。
その後ネットで調べたらルポ・ノンフィクションも書いていて、しかも私が興味を持っている臓器移植関連だったので、すぐさま「だれが修復腎移植をつぶすのか」を買い、そちらを先に読んだ。
で、本書。
冒頭の5ページほど立ち読みすればよかった。
ストーリーありきで小説を書いた(と思われる)ので、登場人物全員に魅力がない。
うん、この小説はつまらない。
2点/10点満点
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