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2016/01/24

リチャード・コーフィールド/水谷淳訳「太陽系はここまでわかった」感想。
宇宙。2015年11月28日読了。

原著は2007年に出版され、邦訳は2008年、文庫版が2011年に出版された本。

内容はタイトルそのままで、太陽系について2007年までにわかったことを、初心者にも分かり易く書いたサイエンスブックである。

本書は年代順ではなく、

太陽、水星、金星、地球と月、火星、小惑星、木星、土星、天王星と海王星、冥王星とカイパーベルトという10章構成になっている。

例:)木星を発見したのは誰で、天体望遠鏡で調査したのはどこの国の誰それで、最も近づいたのはA国が打ち上げた観測人工衛星で、それらを元に現在はここまでのことが分かっている。

的な感じで10章が構成されている。

惑星単位で章が区切られているため、ところどころ重複がある(1977年に打ち上げられたボイジャー1号は木星と土星を観測し現在は太陽系を脱出、ボイジャー2号は黙せ、土星、天王星、海王星を観測し現在太陽系を脱出しつつある、どちらの衛星もまだ何とか通信を行える状態にある)。

2006年、国際天文学会により惑星の定義が改訂され、冥王星が惑星から準惑星に格下げされた。とはいうものの、2003年に太陽→冥王星の2倍くらいの距離に、エリスという惑星(現在の定義では準惑星)が見つかっており、推定直系は冥王星より大きいかもしれないが、暗くてよくわからん。もっと遠いところにはセドナというのもあるぞ。とか、火星と木星の間にある小惑星帯には冥王星の直系の半分くらいの巨大な小惑星ケレスがあるぞ、とか。

水金地火(ここまで岩石惑星)木土(この二つはガス惑星)天海(この二つは氷惑星)冥(2006年に打ち上げられたアメリカの衛星ニューホライズンズが2015年に冥王星に再接近し調査が始まったばかり)を覚えさせられた日本人的には、エリスやセドナやケレスはさっぱりわけわからんかもしれないが、科学技術の発展に伴って太陽系の惑星や衛星を日々観察し、新たな発見があり、科学誌は塗り替えられていく。


宇宙は楽しいなあ。


9点/10点満点

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