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2016/02/25

ラズロ・ボック/鬼澤忍・矢羽野薫訳「ワーク・ルールズ!」感想。
Googleの人材戦略。2016年01月09日読了。

本書の著者ラズロ・ボックは、Googleの人事(含む採用)担当上級副社長。

本書は2015年8月に出版され、評判が高まったからか2015年11月、東洋経済オンラインに著者インタビューが載った。私はこの記事を読んで買った。

前編 グーグル内部には「苦い砂」が入っている ラズロ・ボック人事担当上級副社長に聞く
後編 グーグルCEOは社員6万人の声を聞いている 階層を飛び越えた繋がりが透明性を生む


本書は見た目よりページ数が多い。

本屋で本書を見た人は、見た目で厚い本と思うかもしれないが、見た目以上に厚い。なぜなら、薄い紙を使っているから。普通の本に使う紙より、30%くらい薄い紙を使っている。なので、見た目は400ページくらいなのに、実際は558ページもある。

本書はGoogleが巨大化していく真っ最中に、GE(ゼネラルエレクトリック)から転職してGoogleの人事担当マネージャーとして入社した著者が、年間100万人の応募者の中から厳選して採用するための創意工夫、Googleの社内査定の不満を解消するための苦労話、などが書かれている。

ひとつひとつの事柄は、これは小さな会社であっても実践できること、と著者は強調する。実際、本書を読んでいると簡単そうに思える。

しかし本書に書かれていることは日本の企業には向かないことが多い(少なくとも私はそう思う)。参考になるところも多いけど、鵜呑みにしない方が良い。


本書を読んで感じたのは、Googleを創業したのはラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンだが、Googleをここまで大きくしたのはCEOエリック・シュミットが並外れた経営者であるから、ということだ。


6点/10点満点

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