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2017/01/22

架神恭介/辰巳一世「完全教祖マニュアル」感想。
宗教分析。2016年11月30日読了。

宗教の教祖になるためのマニュアル本である。

本書は徹頭徹尾マニュアルとしての体裁を保っている。もちろんパロディだ。

世界中にいろんな宗教がある。だが意外と根底にあるもの(思想)は同じようなことだったりする。それを分析し、マニュアル本という体裁をとってパロディ化したのが本書。

キリスト教(カトリック)が硬直していたのでプロテスタントが生まれた。しかしプロテスタントよりもっと早い段階、西暦150年にモタノス派という一派が「今のキリスト教の状況は硬直化している、原点回帰せよ」という運動を起こす。こういう連中は異端と断罪され虐げられたが、現在でも東方正教会諸派として世界各地に残っている。

イスラム教の断食は有名だが、仏陀も断食していたし、仏教諸派も修行の一環で断食とかあるじゃん。

仏教発祥の地インドでは、仏教は主張が難しすぎて庶民に根付かなかった。で、日本にやって来た仏教(浄土教)は、「南無阿弥陀仏と唱えれば極楽に行って成仏できるよ」と庶民にも分かりやすい方法で布教した。

などのことが書かれている。半分笑いながら楽しく読みました。


8点/10点満点

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