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2018/07/02

杵島正洋・松本直記・左巻健男「新しい高校地学の教科書」感想。
地学。2018年03月15日読了。

本書は2006年に出版された。私は法政大学の地理学科(通信)に入学した2010年に購入。以後、必要な箇所だけつまみ読み(特に気象)。

改めて今回きちんと読んでみて、高校地学というのは結構幅広い分野を扱っていると感心させられた。

・地磁気、重力、マントル
・岩石、鉱物
・地震、火山、プレートテクトニクス
・地表の景観を決める堆積物、そこから読み取れる過去
・生物の進化を化石で見る
・大気と気象
・海、海流、
・太陽系、惑星
・恒星、銀河

の9章構成である。

本書は、佐野貴司「海に沈んだ大陸の謎」2018年02月14日読了。の前に読むべきだった。

悔やんでも後の祭り。

以下、面白かったところ抜粋

月食は必ず満月の時に起きる。

・人類が掘った一番深い穴は、ロシアのコラ半島で20年以上かけて掘られた穴で、12km

・高気圧の場所には下降気流が発生し、断熱圧縮で気温が上がり乾燥する

・太陽の起潮力(海洋を引っ張る力)は、月の起潮力の半分。潮に関しては月の影響の方が2倍大きい

・太陽夜数十倍思い恒星の中心部は、核融合の繰り返しにより鉄になる。鉄は極めて安定した物質なので、それ以上核融合しない。中心温度が40億Kを超えると、鉄は分解し、恒星は爆縮する。これを重力崩壊と呼び、その後には原子核同士が密になり、電子は原子核にめり込むため中性子の塊になり、中性子性ができあがる

などなど

良い本であった。


8点/10点満点

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