韓国と北朝鮮の融合について、ふと思うこと。
某韓国(人口だいたい5000万人)の現大統領は、
北朝鮮(人口だいたい2500万人)と朝鮮半島を統一を目的としている。
人口比は2:1である。
(「某韓国」と表記しているのは文字数を揃え桁をきれいに見せるためである)
経済力は、
某韓国(国民一人当たりGDP41,000ドル)
北朝鮮(国民一人当たりGDP 1,700ドル)である。24倍ほど差がある。
(日本は国民一人当たりGDP44,000ドル、アメリカは59,000ドル、1位はカタール12万ドル)
その昔、といっても大した前じゃない1989年に東西ドイツが再統一した。
旧西ドイツ(人口だいたい6300万人)
旧東ドイツ(人口だいたい1600万人)である。
人口比は4:1である。
(再統一というのは、歴史上最初のドイツ統一はプロイセンの頃だから)
当時の東西ドイツ経済力は分からない(調べたらわかるが、調べるのが面倒なので割愛)
東西ドイツと再統一後、ドイツは深刻な経済不況に陥った。
旧西ドイツの賃金水準に対し著しく低い賃金水準でも喜んで働く旧東ドイツの労働者が流れ込んできて、旧西ドイツの採用相場が「低賃金労働者大歓迎」になり、旧西ドイツの単純労働者が軒並み解雇され旧東ドイツの労働者に置き換わってしまい、しかし、だからと言って急に雇用が増えるわけでもないので、旧西ドイツの単純労働者は無色無職に陥り、でもドイツ政府は彼らに失業手当を給付し、財政が急激に悪化したのである(うろ覚え)
さて、朝鮮半島の統一である。同様のことが起きる。
しかし、東西ドイツ再統一と全く異なることが二つある。
旧東ドイツの労働者は、
高学歴(高卒以上)で、
最低限の衣食住は得ていた。
(ソ連支配下の国々では、教育は充実していた)
対して北朝鮮の労働者は、
学校に通っていても、教育水準はかなり怪しい。
生まれた時から飢饉続きで、体力の無い人が多い(推測含む)。
(北朝鮮の軍人は、配給で食料を優先的に割り当てられるので、それなりに体力がある)
である。
朝鮮半島が統一したら、地獄の阿鼻叫喚である。
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