移民は知らず知らずに増えている。
これは2012年12月8日にアップした。
出生率を上昇させ子供が増えれば、今からでも年金や社会保障などは間に合う。(ちょっと追記)だから子育て支援!(ちょっと追記終わり)
というお花畑なことを言っている未来党の滋賀県知事。
脳みそを鍛え直せフラワーババア。
人口が増加に転じる出生率は2.08で、今の日本は1.3台。
今年から20年間ずっと出生率2.08以上が続いたとしても、日本の人口が増加に転ずるのは、約20年後だよ(今年生まれた子供が、子供を産む年齢に達するまで人口は増加に転じないのだ)。
人口学をかじった人なら分かるよね-。
だから日本の人口を増加に転ずるため(=少子高齢化を止めるため)には移民が不可欠なのだ。だが、移民受け入れとなると、日本人はとたんに絶対的拒否反応を示す。
ところがだ。
農業研修生(中国を筆頭に農業研修生は最大3年の上限が付くけど月給6万円で雇える安価な労働力だ)だったり、漁業研修生だったり、船大工研修生(四国の造船所ではベトナム人が大勢働いているんだよ)だったり、看護師や介護士だったり、大学の留学生だったり、形は変えているけど、日本には既にかなりの人数の外国人が居て、国税調査に協力している真面目な外国人だけで200万人弱居るのだ。
これからは、外国人の就労ビザ申請が簡単になるなど、気がついたら外国人労働者を雇うのに楽な方向になっていくだろう。グローバル経済の中、日本語を喋れるマレーシア人やフィリピン人やインドネシア人や中国人や韓国人やインド人は、日本語しか喋れない日本人より役にたつからね。
「移民を受け入れます」という言葉は使わずに、いつの間にか日本には大量の外国人が住み着くんだよ。
(以下、当日追記)
日本は明確な移民政策を実施しないだろう。反発がものすごい事になるから、大衆迎合政治ばかり掲げる今の政治家には無理。
単純移民政策で大失敗した
・イギリス(いろんな所から集めた)、
・フランス(アルジェリアなど北部アフリカから集めた)、
・ドイツ(トルコ系を集めた)、
などの事例を見ているから、反面教師として、単純移民は受け付けないはず。
じゃあどうするか。
つまるところ、日本に来る移民というのは、ある程度の職能を持った外国人を「グローバル化に必要な人材」として企業が受け入れ、一般日本人が知らないうちに日本にたくさん暮らすようになるんですよ。
「グローバル化に必要な人材」が独身である必然性はないから、来るとなったら家族連れで来る可能性も多々あるわけです。その場合、「グローバル化に必要な人材」の配偶者は、単純労働で家計の足しにしようと考える事も十分考えられるわけで、配偶者が単純労働に従事する可能性も高い。
今既にこの傾向が出ていて、成田空港の便所掃除はフィリピン人やブラジル人が雇われている。他にも家事代行なんかも同じだ。
フランスは移民政策に失敗したので、イスラム教徒(アルジェリア系移民)が人口の7%を越えました。フランスがブルカを法で禁止したのも、イスラム移民が増えすぎたからなのだ。
フランス、ブルカ禁止法を施行(AFP通信2011年4月11日)
ちなみに私のスタンスは、移民を受け入れなきゃ日本は2040~2050年で終焉を迎える。と思っている。
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