カテゴリー「△堀田あきお&かよ」の記事

2013/06/05

堀田あきお&かよ「夫婦でインドを旅すると」感想。
旅エッセイマンガ。2013年05月26日読了。

にほんブログ村 本ブログへブログランキングに参加しております。
バナーをちょこっと押していただけると恐悦至極なり。

夫婦でインドを旅すると

本書はマンガです。

堀田あきおさん(マンガ家)と、奥さんのかよさん(原作などを担当)は、旅エッセイマンガを数多く描かれている。

「インドまで行ってきた!」9点 は、出版社を辞めたアジア旅好きの杉田君(25歳)がインドを旅し、初めての海外がインドひとり旅の元サラリーマンや、彼氏がインドに旅して帰国しない若い女の子と出会う話。

「ネパールに行ってみた!」10点満点 は、同じく杉田君が、インドからネパールに行き、素朴なネパール人と出会い、ネパールの魅力を語る一冊。

「アジアのディープな歩き方(上・下)」
9点 も、杉田君が主人公。時系列的には、インドやネパールに行く前の話になるのかな?(読み直さないとはっきりしない) タイでいきなりコーラ睡眠薬強盗にやられて有り金全部失って、でも家族から送金してもらってタイやラオスでドタバタなひとり旅をする話。

「アジアのハッピーな歩き方」7点 は、夫婦でアジアを旅したときの実話。かよさんがインドで熱を出したけど、インドの安宿には氷がない。氷を買いに行くと「奥さんが病気なんだろ、代金は要らないよ」と行ってくれるインド人。出、安宿の冷蔵庫の冷凍室に氷を入れると、冷凍室はゴキブリだらけ……なんて話が多数。

※6/6追記
昨晩読み直したら、いろいろと記憶が間違っていました。そのうち書き直します。
※追記終わり

私がインドやネパールに行きたいと思うようになったきっかけは、堀田あきお&かよのマンガを読んだから。インドには行ったけど、ネパール行きは4回企画して4回とも失敗(ツアーが催行人員に満たず中止、飛行機のチケットが取れずダメ、個人手配旅行を頼んでOKもらったのに飛行機取れませんでした諦めてください、世界一周旅行中はインドのビザ要件が変わって再入国2ヶ月禁止ルールが出来て行けず)。

堀田さんのマンガによると、インドに行けるひとは、「インドから呼ばれている」からインドに行けるのだそうだ。
そういう意味でいくと、私はネパールに(まだ)呼ばれていないから行けないんだな。


で、本書。

堀田あきお&かよの最新作。夫婦で3回目のインド旅行(今回は1ヶ月)に行った話。今のインドは、日本人じゃなく韓国人がやたらと多いそうだ。


私は1年でマンガの単行本を100冊以上買っていて、普通の本よりはるかに多く読んでいるけど、このブログでマンガは滅多に取り上げない。マンガのブログじゃないから。

でも堀田あきお&かよ作品だけは取り上げる。

なぜかというと、私が海外旅行にはまるきっかけになったマンガだから。

辺境旅好きだったら、オモロイよ。


で、堀田あきお&かよ+蔵前仁一のトークショーが6月22日に早稲田であるよ!


8点/10点満点

「インドまで行ってきた!」

「ネパールに行ってみた!」

「アジアのディープな歩き方(上)」

「アジアのディープな歩き方(下)」


↓「インドまで行ってきた!」と「ネパールに行ってみた!」を合本して再編集したマンガ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/28

海外旅行に行きたくなったきっかけの一冊。堀田あきお「ネパ-ルに行ってみた!」(マンガ)

ネパ-ルに行ってみた! ― Asian deep walking
堀田あきお/堀田佳代 / 小学館 2003/03 ¥1,299 (税込)


この2冊はマンガ。旅行好きの堀田あきおさんと妻のかよさんが、実際に体験したネパール旅行を元に書かれたマンガ。たぶん「旅行人」で宣伝されていて、それで買ったのだと思う。

このマンガで描かれているネパールは魅力的で、2003年まで中国しか海外旅行に行ったことがなかった私を、ネパールに行く気にさせた。2004年の初夏、私はユーラシア旅行社のネパールツアーに申し込んだ。ポカラでまったり7日間というツアーである。それまで海外旅行をほとんどしたことがなかったので、添乗員付きのツアーにひとり参加をできるものを選んだ。しかし残念ながら、最低催行人員10人に対し6人しか集まらなかったため、そのツアーは中止になってしまった。結局2004年は両親を連れ阪急交通で瀋陽に行った。まあこれはこれで安くて良いツアーだった。

その後もネパールには縁がない。2007年の夏は自力手配で行こうとしたが、飛行機が取れずに行けなかった。ツアーもダメ、自力手配もダメ、ならば2008年は旅行会社を経由した個人手配旅行でどうだ!と思い、旅行会社には「必ず行きたいから飛行機取ってね」とお願いして、「OKでーす」と言われたので安心していたら、違う担当者が出てきて「OKですと言っていた担当が休みに入りましたので代わってお詫びします、前担当が適当なことを言ってしまったようですが、今どき今から香港ドラゴン航空で香港-カトマンズを取るのは無理です、潔く一切合切諦めたまえ」と、OKを約束していたくせに土壇場ではしごを外される。

つまり私はネパール旅行に3回失敗している。

ああ、行ってみたいな、ネパールに。


10点/10点満点


にほんブログ村 本ブログへブログランキングに参加しております。
バナーをちょこっと押していただけると恐悦至極なり。


ちなみに、堀田あきおさんのマンガ「インドまで行ってきた!」と、上に紹介した「ネパールに行ってみた!」は、現在どちらも絶版で、その2冊の合本「聖なるインド、はるかなネパ-ル」が発売されています。
聖なるインド、はるかなネパ-ル ― アジアのディ-プな歩き方2


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/03

堀田あきお&かよ「アジアのハッピーな歩き方」感想。
旅マンガ。2008年01月29日読了。

アジアのハッピーな歩き方
堀田あきお/堀田佳代 /キョーハンブックス 2008/01出版 353p 21cm ISBN:9784876417476 \1,785(税込)

私が大好きなマンガ家、堀田あきおさんの新作。
堀田さんの絵柄は、読んでいて和むんだよね。

本書は、堀田あきおさんと奥さんのかよさんが二人で行ったアジア旅行の先々で経験してしまった話を、おもしろおかしく描いている。

・インドで熱が出て倒れたかよさんのために、安宿の冷蔵庫に氷を取りに行ったら、冷蔵庫の中がゴキブリだらけ。
・ベトナムでカメラを盗まれて警察に行ったら、なんとカメラが戻ってきたけど、窃盗団のボスに謝礼を払う羽目になった話。
・カンボジアから陸路でベトナムへ行くため、タクシーをチャーターしたら、現役警官がドライバーだった話。
・ネパールでトレッキングをしていて、休憩に寄った村の店でトイレを借りたら、ハエだらけ。

こんな感じの話が50本載っています。


ふだん私のブログでは滅多にマンガを紹介しないけど、堀田さんのマンガは大好きなので紹介。

堀田さん、もっと売れて欲しいな。


7点/10点満点

amazonはこちら

にほんブログ村 本ブログへブログランキングに参加しております。
バナーをちょこっと押していただけると恐悦至極なり。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002/03/31

堀田あきお「ディープなアジアの歩き方」感想。
紀行マンガ。2002年02月頃読了。

アジアのディープな歩き方・上
アジアのディープな歩き方 上
堀田あきお /旅行人 1999/07出版 393p 21cm ISBN:9784947702203 ¥1,575(税込)

アジアのディープな歩き方・下
アジアのディープな歩き方 下
堀田あきお /旅行人 1999/07出版 321p 21cm ISBN:9784947702210 ¥1,470(税込)


このマンガは本屋でたまたま見かけタイトルに惹かれ買った「インドまで行ってきた!」の著者堀田あきおの原点である、という噂をネットで得たので即刻購入。

期待は裏切られることなく、主人公のバックパッカー杉田君が旅先で見舞われるトラブルを、面白おかしく描き出している。傑作紀行マンガだと思う。バックパッカー旅行は、普通の人々は遠慮するような旅の方法だけど、このマンガではバックパック旅行ならではの面白さが存分に描かれている。

やっぱ旅に出たいよなあ、としみじみ思う。

しかし旅行人なんていう出版社はじめて知った。


9点/10点満点

amazonはこちら

にほんブログ村 本ブログへブログランキングに参加しております。
バナーをちょこっと押していただけると恐悦至極なり。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

堀田あきお「インドまで行ってきた!」感想。
紀行マンガ。2002年02月頃読了。

インドまで行ってきた!
堀田あきお/堀田佳代 /小学館 2002/02出版 189p 21cm ISBN:9784093712026 ¥999(税込)

概要(紀伊国屋BookWebより)
インドを旅した人もインドを旅したい人も、はまってください。あの『新ゴーゴー・インド』の「旅行人」編集長・蔵前仁一氏絶賛!! インドに行ってみたくなるコミック、好評発売中!! 取材裏話レポートまんが《インドのハッピーな歩き方》併録。コラム:《インド雑学旅案内》案内人/蔵前仁一、《はみだしインド雑記》レポーター/堀田かよ



本屋で何気なく手に取ってしまった。タイトルに惹かれ買ってしまった。

素晴らしい。インドに行きたくなる。本当にインドに行きたくなるマンガだ。

夏に海外旅行を予定しているが、やっぱり念願のアフリカに行こうと思っているけど、こういうマンガ読んじゃうとインドにも行ってみたくなってきた。すーん、すごくインドが魅力的な国に思えてしまう。


9点/10点満点

amazonはこちら

にほんブログ村 本ブログへブログランキングに参加しております。
バナーをちょこっと押していただけると恐悦至極なり。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

00◆成田やトランジット(JFK・パリ・マドリッド) | 01◆ブラジル(サンパウロ・サンルイス・レンソイス・マナウス) | 02◆アルゼンチン(イグアス・カラファテ・ウシュアイア・ブエノス) | 03◆チリ(サンチャゴ・イースター島・バルパライソ) | 04◆ボリビア(ラパス・ウユニ) | 05◆ペルー(クスコ・マチュピチュ・リマ) | 06◆エクアドル(グアヤキル・ガラパゴス諸島) | 07◆スペイン(マドリッド・バルセロナ) | 08◆トルコ(イスタンブール・カッパドキア・パムッカレ) | 09◆ヨルダン(ペトラ遺跡・アンマン) | 10◆シリア(ダマスカス・パルミラ遺跡) | 11◆エジプト(カイロ・アスワン・アブシンベル) | 12◆モロッコ(マラケシュ) | 13◆南アフリカ(ヨハネスブルク・ケープタウン) | 14◆ナミビア(ウィントフック・ナミブ砂漠・スワコプムント) | 15◆ジンバブエ(ヴィクトリアフォールズ) | 16◆ザンビア(側のヴィクトリアフォールズ) | 17◆ボツワナ(チョベ国立公園) | 18◆香港・マカオ | 19◆インド | 20◆フィリピン留学記 | 21◆インドネシア・スラウェシ島・マナド10泊旅行 | ■09年11月からの世界一周の小ネタ | ■09年11月から世界一周! | ■09年11月から世界一周!の準備 | ■09年11月から世界一周!の近況 | ■09年11月から世界一周!参考書籍 | ■2006年夏・ケニアに行く | ■2007年夏・アンコール遺跡に行く | ■2008年1月・ボルネオ島に行く | ■2008年4月・週末海外でベトナム | ■2008年9月・週末海外で台湾 | ■アフリカ | □グインサーガ | □スターウォーズ | □三国志 | ▲スティーヴン・キング | ▲京極夏彦 | ▲佐藤賢一 | ▲北方謙三 | ▲夢枕獏 | ▲大沢在昌 | ▲天童荒太 | ▲宮部みゆき | ▲最早才能が枯渇し駄作家に成り果てた真保裕一 | ▲浅田次郎 | ▲熊谷達也 | ▲神林長平 | ▲福井晴敏 | ▲船戸与一 | ▲貴志祐介 | ▲逢坂剛 | ▲金庸 | ▲隆慶一郎 | △サイモン・シン/青木薫訳 | △下川裕治 | △堀田あきお&かよ | △宮田珠己 | △木村元彦 | △松本仁一 | △石井光太 | △船尾修 | △蔵前仁一 | △高木徹 | △高野秀行 | ◆小説・ミステリ系統 | ◆小説・伝奇小説 | ◆小説・冒険小説 | ◆小説・時代小説・歴史小説 | ◆小説・武侠小説 | ◆小説・純文学・青春小説 | ◆小説・経済小説・現代小説 | ◆小説・SFホラーファンタジー | ◇いわゆる新書 | ◇イスラーム他、宗教 | ◇エッセイ・紀行文 | ◇ガイドブック | ◇スポーツ関連書 | ◇テクノロジー | ◇データブック・記録集 | ◇ノンフィクション | ◇パソコン関連図書 | ◇ビジネス書 | ◇ルポ・ドキュメンタリー | ◇世界についての本 | ◇国際政治・地政学 | ◇実用書・ガイドブック | ◇歴史 | ◇科学 | ◇臓器移植・臓器売買・人身売買 | ◇語学などの勉強本 | ◇雑学・蘊蓄 | ◎写真集 | ◎美術書・アートブック | ●海外作品(原著英語) | ●海外作品(原著非英語) | ★惚れ惚れするほどの駄作 | ☆私の読書累計 | ☆私的10点満点 | ☆装丁がスバラシイ本 | アニメ・コミック | 携帯・デジカメ | 旅行・地域 | 日記・コラム・つぶやき | 映画・テレビ | 時事 | 書籍・雑誌 | 経済・政治・国際 | 音楽