カテゴリー「◇エッセイ・紀行文」の記事

鴨志田穣・西原理恵子(絵)「もっと煮え煮えアジアパー伝」一行感想。
漫画付きエッセイ。2003年07月18日読了。

もっと煮え煮えアジアパー伝

量産しすぎ。

4点/10点満点

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鴨志田穣・西原理恵子(絵)「煮え煮えアジアパー伝」一行感想。
漫画付きエッセイ。2003年07月15日読了。

煮え煮えアジアパー伝

売れる人にはどんどん書かせなさい。

4点/10点満点

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鴨志田穣・西原理恵子「どこまでもアジアパー伝」一行感想。
漫画付きエッセイ。2003年07月09日読了。

どこまでもアジアパー伝

内容が薄い。

4点/10点満点

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宮田珠己「東南アジア四次元日記」感想。
紀行エッセイ。2010年08月23日読了。

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東南アジア四次元日記

●内容(紀伊國屋Bookwebより)
会社を辞め、東南アジアへ旅に出た。
遊園地にしか見えない教団施設、仏像の迷路、バナナを頭にのせた虎の像、四階建てビルを枕にした巨大仏など、奇奇怪怪なものが続々登場。
しかもその道程は、オンボロバスに乗せられたり、オカマの祭りで股間に危機が訪れたり、精霊が霊媒師に乗り移る瞬間を見たりと、ハイパーデンジャラス!快笑旅エッセイ。

●かんそう。
宮田珠己のエッセイでいちばん面白いと誰かが言っている作品なのだが、誰が言っているかというと酒飲み書店員なのであるが、なぜかというと第3回酒飲み書店員大賞を受賞したから多分そうなのだろうということなのだが、まあなんだ、宮田珠己が面白いと感じる仏像や寺院や変な建物や変なモノや変な人が、案外と私には楽しくない代物ばかりなので、それほど面白いと思わないのであった。わたくし的には「ウはウミウシのウ」の方が面白いと思うのである。

●かんめい。
バックパッカーの本質本音が159ページの第八章に書かれている。
「私は出発してちょうど今三ヶ月を過ぎたところである。
 で、ホームシックにかかっているかというと、実は二ヶ月を過ぎたあたりから出発当初の感動は薄れ、ただ外国にいるというだけではそれほどの興奮も起きず、もはや現地の人の生活習慣や文化に触れるなんてことには興味も湧かなくなっている。……中略……
 といっても、日本が恋しいわけではない。
 旅がただ移動しながら生活しているだけになって退屈なのである。

素晴らしい。名言だ。


6点/10点満点


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布施克彦「アフリカに賭ける」感想。
人物伝。2010年08月15日読了。

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アフリカに賭ける―ある商社マンの痛快人生


本書は、一橋大学卒業後三菱商事に入社し、アフリカビジネスを手がけていたサラリーマン清水孝の人生を書いた本。清水孝という人は、特別な実績を残したわけでもなく、普通の商社マンである。

著者は三菱商事の後輩で、仕事上で清水と接点を持ち、著者自身もナイジェリア勤務をするなどの経歴を持つが、その後作家に転身した人。

序章から第4章までが清水孝の人生を順番に追っていき、第5章と終章で清水の足跡を振り返る構成となっている。

清水の人生は面白い。自分の目標(アフリカに行く)を達成するため、ガリ勉して良い大学に行き、アフリカはフランス語圏が多いからフランス語を学び、アフリカに行ける職場は商社だ!と商社に入社し、社内公募があれば飛びつき、公募に競合相手がいたらアフリカは危険だと吹き込み辞退させる。アフリカに行ったら、取引相手の金持ちばかりではなく、現地の普通の人々と接しようと柔道クラブを作る。一昔前のモーレツ商社マンのイメージそのものの人である。

しかし、著者の主観主張が前面に出てくる第5章と終章は、ステレオタイプな意見が多く、単純につまらない。不要と言いきってもいいくらい。

ということで、全体評価としては6点。値段も高いし(1995円)。

以下、備忘録的に清水孝の人生抜粋。

1941年生まれ。
小学生の時に「ドリトル先生アフリカ行き」を読み、アフリカに魅せられ始める。

1964年に三菱商事入社。繊維事業部門に配属、徐々に仕事を任され、ベトナム、イラン、アフガニスタンなどに出張。

1971年、社内公募でザイール・キンシャサの駐在員となる。

柔道家の清水は、キンシャサで胴着を着てランニング。すると銃を持った兵士に囲まれ、不審人物扱い。袖の下を渡して難を逃れる。現地人ともっと積極的に接したいと考え、私設柔道クラブを開設。門下生50人。

1975年、キンシャサ勤務終了、帰日。

1976年、次男誕生、小児麻痺。毎日半休を取り、息子の麻痺回復訓練。1年諦めず訓練、息子回復。

1977年、ナイジェリアに応援出張。そのときの駐在員が本書の著者。

ナイジェリアから帰国後、タンザニア駐在所を作るための検討チームに加わり、ウミガメが気持ちよく泳いでいるのを見て、新たなアフリカの魅力を発見。

1978年、社内公募の相手にアフリカは危険だと吹き込み辞退させ、タンザニア・ダルエスサラームの駐在員を勝ち取る。ここでも私設柔道クラブを作り、ケニアに試合に行き、ケニアチームに勝つ。

1982年、タンザニアから帰日。

1987年、ケニア・ナイロビ事務所長として赴任。

1992年、ケニアから帰日。

1993年、南アフリカ・ヨハネスブルクに赴任。

1995年、南アフリカから帰日。三菱商事退職。54歳。

同年、ケニアに中古車輸入の会社を立ち上げ。ケニアに住む。

その後、キリマンジャロに魅せられ、5回登頂。

2006年、ウガンダのルウェンゾリ山の下見の際に交通事故で死亡。


6点/10点満点


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宮田珠己「スットコランド日記 深煎り」感想。
エッセイ。2010年08月13日読了。

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スットコランド日記 深煎り

本書は、
「スットコランド日記」である。
「スコットランド日記」ではないのでお間違えなく。

スットコランドとは宮田珠己が住んでいる街を指し、おおむね東京都武蔵野市と思われる。西東京市や三鷹市や府中市や国分寺市かもしれないが、ようするにあの辺りだと思われる。

本書は、そのスットコランドに住む宮田珠己が、自分の日常を綴った日記である。web連載されていたもので、日記とはいえ読者が読むに耐えうるよう面白可笑しく加工されているが、基本は日記である。

人様の日記を読むというのは些か気が引けるのだが、まあ大部分は面白可笑しく読めるので問題ない。後半、著者宮田珠己に多少鬱が入っており、悶々とした内容になってしまうが、それは日記だから致し方ない。


顔をさらけ出すことを厭わない作家は、カバー折り返しなどに著者近影を載せる。宮田珠己が今回載せたのは、著者溺影である。

やるな。


ちなみに本書の第1巻である「スットコランド日記」は、著者鼻影であった。


7点/10点満点


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小林茂「中古家電からニッポンが見える」感想。
ビジネス書のような自伝エッセイ。2010年08月11日読了。

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中古家電からニッポンが見える

本書は、紀伊國屋Bookwebのリコメンドサービスで見て、すごく読んでみたいと思ったので買ってしまった。


著者紹介(紀伊國屋Bookwebより)
小林茂[コバヤシシゲル]
1954年、生まれ。72年、川越市立商業高校卒業後、26歳まで京王プラザホテルを初め、数多くの職業を経験する。80年、金属屑商(小林商店)を創立、91年に有限会社浜屋設立、99年に株式会社に変更する。中古家電の輸出企業の草分け的な存在である。全国に13支店を設け、売上高100億円が目の前である。海外展開する国は23カ国以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


著者は、

食うために屑鉄屋を個人開業し、

忙しくなってきて人を雇ったら給料が出せなくなってきたのでモーターを分解して鉄を取るようになったら、

台湾人がやってきて中古モーターをそのまま売ってくれという話になり、

ほほうモーターが商売になるのか、じゃあいろいろ売ってみようと港に行ってベトナムの船員にテレビやビデオデッキを売り出したらけっこう売れたので、

じゃあベトナムに直接テレビを持って行って売ってくるかとチャレンジしたら、ベトナムは輸入禁止措置が執られていたので、香港人に頼んで密輸出してみました、

じゃあ次はミャンマー攻めてみるか、フィリピンで売るか、ペルーに行ってみるか、ナイジェリアがいいらしいぞ、ドバイは失敗した、


と、中古家電が売れそうなところに次々と攻めの営業を行い、奮闘し、販路を拡大させてきた社長さんのビジネス書的自伝。

ベトナム進出が1991年頃、ミャンマー進出が1993年頃、ドバイ進出が1998年、はっきりとは書いていないけどナイジェリア進出も1990年代なのだろうな。


こういう全く知らない業種の人たちが、20年も前から海外に活路を見いだして商売やっているなんて、日本は大きな国なのだなあ、と思う。


この本に書かれているネタは面白いのだけど、著者である社長さんが本を書く素人であるため、構成に難あり。時系列に並んでいないし、苦労話とビジネスノウハウが入り交じっているし、突然自己主張が入ってくるし、そういう意味では読みづらい。

それと、本書は1ページが35文字×13行=455文字で、スカスカである。

このスカスカさで、定価1,680円である。これは高い。めちゃくちゃ高い。私だって、液晶テレビを買ったエコポイント26,000ポイントを全部図書カードに換えたからこういう本でも買ってみようという気になったのであって、普段ならさすがに立ち読みしてから買うかどうかを決めると思う。というか立ち読みしてたら買わなかった。スカスカすぎるのだよ。

これは著者である社長さんの持ち込み原稿なのかな? そうじゃなければ、出版社は何をしとるんじゃということになるぞい。


この本は社長さんが直に書くんじゃなくて、こういうお話が得意そうなライターさん経由で書かせて、どこかの新書で735円で出版したら売れると思うんだけどね。


5点/10点満点 (ネタの面白さ8点・構成3点・体裁1点・価格1点)


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さくら剛「アフリカなんて二度と行くか!ボケ!!」感想。
旅行記。2010年08月05日読了。

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アフリカなんて二度と行くか!ボケ!!―…でも、愛してる(涙)。


(私はいろんな旅行記を読んでいるので)どこかで読んだことがあるような話を、かなり大袈裟な表現で書いた本。

1ページの1/3~1/2くらいが太ゴシック表記されており、太ゴシックは作者が読者を笑わせようと思っているギャグなのだが、古くさい。かつ、つまらなくて笑えない。

終わり方もすごく中途半端。


アフリカ旅行記を読みたい方は、他に良い本がたくさんあるのでそちらを読むべきでしょう。


3点/10点満点


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武石憲貴「世界怪魚釣行記」感想。
釣りバカ日誌。2010年08月02日読了。

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世界怪魚釣行記


2009年4月に出た本である。

いつぞやか高野秀行が自身のブログで奨めていて、高野秀行が薦める本ならさぞや面白いのだろうさっそく買って読もう、と思っていたのだが、二つ難点がありしばらく手にしなかった。

一つ目。本書は横書きである。あるまじき体裁である。

二つ目。出版社が扶桑社である。私が日本でいちばんダメな出版社と思っている扶桑社である。扶桑社は今すぐ自己破産すべきと思っているくらい程度の低い出版社扶桑社である。買ってはいけないのである。というか、あるまじき出版社の扶桑社だから横書きなのかも知れない。やっぱり扶桑社は今すぐ自己破産すべき程度の低い出版社である。


気合いを込めて「こんな本は買ってはいけない」と思っていたのに、イッテQにこの本の著者が出演しているのを見て(ボビー・オロゴンがメインで、タイとミャンマーの国境近辺で魚を釣る回)、こういう無茶苦茶な人が書いている本なら多分十中八九面白いだろう、と思い込んでしまって結局買ってしまったので、す。


釣り好きが高じてしまって、怪魚を釣るために世界中の釣り場を、日本人が訪れたことがないであろう釣り場を、食い物も水も持たずに訪れるという(食事は魚、水は濁っていようがいまいが川の水)、探検部の大学生並みに無茶苦茶なことを貫き通している。

正真正銘の釣りバカ。

つーか、バカ。

だから面白いんですけどね。


とはいうものの、当たり前だけど釣りバカの著者が書いた本なので、本書の半分が釣り話。釣りに興味のない私は、話の途中で飽きてしまうのが欠点。

旅好きで釣り好きの人なら10点満点付けるかもしれない。私は釣り好きじゃないので半分の5点といたしました、あいすみません。


5点/10点満点


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宮田珠己「晴れた日は巨大仏を見に」感想。
マヌ景エッセイ。2010年07月17日読了。

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晴れた日は巨大仏を見に


普通の人とは異なった視点を持ち、自信の体験談を意図的なのか天然なのかわからないけどとにかくおもしろおかしく書くことができ、今私がいちばん好きなエッセイスト(か?)宮田珠己の本なのだが、

いやなんだろう、同じような異なる話を延々と300ページも展開されると、途中で飽きてしまうのであった。


5点/10点満点


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