カテゴリー「■アフリカ」の記事

2017/06/13

前野ウルド浩太郎「バッタを倒しにアフリカへ」感想。
エッセイ。2017年06月12日読了。

アフリカのサハラ砂漠周辺国では、しばしばバッタやイナゴの大発生で農作物に被害が出る(蝗害=こうがい)。

著者は、バッタの研究で生計を立てたいと考えているポスドク(博士号を持っている)で、2年間の有期研究費支援を得て、サバクトビバッタの研究のため、2011年にアフリカのモーリタニアに移り住んだ。

モーリタニアの場所は下の地図をご覧ください。

本書は、モーリタニアで暮らした3年間の出来事(フィールドワークの方法等)と、研究費を獲得するためにいろんなことをしなければならずポスドクというのはとても大変なのですということを、何ごとも前向きに捉え、極めて明るく綴ったエッセイである。

バッタ研究の成果を記した本ではない、エッセイである。

バッタ研究者がなぜエッセイを書くのかというと、バッタに特化した研究費を獲得するためには、自分の研究はアフリカのバッタ被害を減らすために重要なのであるということを(研究費を配分する偉い人に)知ってもらわねばならない、それには普段の広報活動が大事である、セルフプロデュースである、ということでまずはブログを書き始め、それがなかかな好評で、ニコニコ超会議にお呼ばれしたりいろんなことをやっていたら、人脈が広がって出版に至ったのだそうだ。

文章が軽妙で、ツボにはまるととても面白い。私はツボにはまった。Amazonレビューを見るとツボにはまらなかった方もいるようで、こういうのは好き嫌いなのでしょうがない。


9点/10点満点


※次回更新は6/20頃の予定です。

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2017/04/24

ダヨ・オロパデ/松本裕訳「アフリカ 希望の大陸」感想。
アフリカ経済。2017年03月24日読了。

アフリカ経済に関する前向きな情報が満載の、とても良い本でした。

著者はナイジェリア系アメリカ人(親が移民)の女性ジャーナリスト。本書の原著は2014年に出版され、日本語版は2016年8月に出版。日本語版出版までに時間がかかっているため、本書に書かれているサービスのうち既に廃止に追い込まれているのもあり。

本書ではナイジェリアの公用語の一つヨルバ語の「カンジュ」という言葉をキーワードに設定し、アフリカ経済の行動様式を「カンジュ」で説明しようと試みています。「カンジュ」とはヨルバ語直訳で「焦る」「急ぐ」という意味。意味合いとしては「精を出す」「努力する」「ノウハウ」「やりくり」といったことになるとのこと。

非常に面白かった。が、あまりにも楽観的過ぎるので私的な評価は9点。


9点/10点満点


以下、つらつらと付箋をつけたところを列挙。

P21
2007年のケニアの大統領選挙で、キバキ派(キクユ族)とオディンガ派(ルオ族)に国内が分断され、暴力が渦巻き1200人の死者を出す事態になった。ケニアはアフリカの中でも(旧宗主国イギリスの流れを汲む)民主主義優等生と思っていた西欧の人は皆驚いた。TVやラジオなどマスコミは傍観していた。それに怒ったたケニアのソフトウェア技術者が、暴力行為を発見したら即座にマッピングできる「ウシャヒディ」というソフトを立ち上げた。そして秩序は回復に向かった。

「ウジャヒディ」は世界中に広がった。パレスチナのガザの混乱を監視し、スーダンや南米の選挙を監視し、
豚インフルエンザの蔓延を追跡し、メキシコ湾原油流出事故で流れ出た石油を監視した。


P39
アフリカでいちばん裕福なナイジェリア人のアリコ・ダンゴート
→調べたら、セメントで財を成した2兆円以上の超金持ちだった。


P41
スーダン生まれの億万長者で国際通信会社セルテルの創業者モハメッド・イブラヒム
→調べたら、この人も1000億円の桁の金持ちだった


P49
ナイジェリアは世界で2番目に映画が多く作られていて(私は知っていた)、オンライン配信はナイジェリアのNetflixといわれる「iROKOtv」という会社が最大手。ナイジェリア出身者で他国に出稼ぎに行っている人は多く、異国でこのサービスを楽しんでいるナイジェリア人も多いのだとか。


P93
1997年、ナイジェリアの繊維産業では137,000人が働いていた。6年後、57,000人にまで激減した。「太った国(=アメリカ)」からの善意の古着の寄付によって、繊維産業が壊滅してしまった。「善意の無償寄付」とは勝負にならない。

太った国の善意により、マラウィ最大の繊維メーカーが閉業した。エチオピアとエリトリアでは古着の輸入を禁止した。

サハラ以南で最大の綿生産国であるマリでは、国内では1枚もTシャツを生産していない。


P104
国連という、アフリカの普通の人にとっての部外者が勝手に立てたミレニアム開発目標で、万人の初等教育を充実させる、というのがある。

アフリカ各国は目標到達に尽力した。目標を達成したら国連からいろんな金がもらえるから。

その結果、「給料がろくに支払われない教師たちが」 「(教師なのに)学校に来なかったり」 「退屈で時代遅れのカリキュラムすら教えることができない」 という事態に陥った。

→その結果として、本書の違うページで、アフリカのスラム街で「1か月5ドル」の私立小中学校に入学させる親が滅茶苦茶増えているとのこと。こういう私立学校が保証するのは「教育の質」。やる気のない教師がいる公立学校(一応無料)よりも、金を払ってでも教育の質が高い学校に通わせる親が多いのだとか。

→P215に続報的に書かれていて、ケニアのスラムの40%、DRCコンゴの71%、ナイジェリアのラゴス州の3/4、ウガンダの中学校5600のうち4000が私立。


P125
アフリカ諸国では、隣人の噂、評判がかなり重要な情報源になる。これを「近傍情報」と呼び研究したところ、「xxさんはこの時期に種を撒いて大豊作だった」的な情報が集まった。

これってビジネスになるんじゃね?


P138
アフリカの優等生と言われているボツワナ。国債の格付けも高い。
しかーし、官僚の主要ポストはカーマ大統領の親族が占めている!!! マジで!!!


P140
頭脳流出について、まあ普通に優秀なアフリカ諸国の人たちはアメリカを目指す。
スーダン人はアトランタ。
ソマリ族はミネアポリス。
エチオピアとエリトリアはワシントンDC。
フランス語圏アフリカ人はニューヨーク。

→へえー。そうなんだ。つまり逆を言えば、そういう国とコネを持ちたいときはアメリカのそういう都市に行けばいいのね。


P145
ソマリア発祥の国際送金サービス「ダハブシール」。現在144か国で国際送金ができるとのこと。

→この手のサービスはウエスタンユニオン銀行(日本の代理店は大黒屋)しか知らなかったが、やっぱりこういう送金サービスってのは需要がすごいんだなあ。


P149
アルセロール・ミッタル(世界最大の鉄鋼会社。インドのミッタルスチールが買収に買収を重ねた結果出来た会社)がリベリアのグランドバッサ郡に拠点がある。

→西アフリカだって鉄鋼需要はあるんだろうけど、リベリアに工場があるというのは意外だった。


P170
Mペサ(知らない人はググってください)の成功を受けて、同様のサービスが世界中で広まった。

パガ、エコキャッシュ、スプラッシュモバイルマネー、ティゴキャッシュ、エアテルマネー、MTNモバイルマネー。

中でもセネガルのワリという会社は22カ国で使えるサービスを開発した。


P184
南アフリカで最大のSNSは「Mxit」。5000万人以上が利用している

→2017年3月に調べたら潰れていた


という話がまだまだたくさん載っているんだけど、書き飽きたのでこれでおしまい。

興味がある人は本書を定価で本屋から買って読んでください。(じゃないと翻訳者に印税が1円も入らない→こういう本を翻訳してくれる人が減る→日本語では情報入手が遅れてしまう→冗談抜きで日本国経済の危機)

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2017/04/06

米川正子「あやつられる難民」感想。
いわゆる新書。2017年03月08日読了。

著者の本は、米川正子「世界最悪の紛争「コンゴ」」2011年12月12日読了。7点 を読んだことがある。

著者は神戸女学院卒業後、南アフリカのケープタウン大学大学院で国際関係の修士を取得し、その後ボランティアでカンボジア、リベリア、南アフリカ、ソマリア、タンザニア、ルワンダで活動。その後、国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)に11年勤務し、ルワンダ、ケニア、ザイールコンゴ(コンゴ民主共和国:通称DRC)で難民保護活動等に従事。現在は立教大学特任准教授。

本書の内容は大きく2つに分けられる。
(1-2)難民とは何ぞや。難民を保護するUNHCRの仕事は何ぞや。を著者が長年携わってきたアフリカ難民の例から解説。
(1-2)難民が発生する直接原因は内戦や戦争だが、そもそも国家が脆弱で政治の能力が低いから。
(2)ルワンダの現政権はアカン。人権侵害しまくりだ。

私はわりとこういう本を読んでいるが、(1)と(2)は別々の本にした方がテーマがすっきりして良いのではないか? と思った。

新書にしてはわりと分厚く、300ページを超える。しかし上記のように(1)と(2)が混ざっていて、どっちも中途半端な印象を受ける。

(1)の難民についての話と、難民が発生する背景については、著者の活動エリアがコンゴとルワンダとウガンダが中心なので、必然的にこれらの国の話を引き合いに出すことになる。著者の専門分野なので詳しい。しかし個人的に感じたのは、難民問題は一般化できない(=個々の事例により難民の発生原因が異なり、対処方法も異なる)ので、あくまでコンゴやルワンダの難民問題の説明である。

(2)のルワンダ現政権の糾弾に関しては、これ自体で1冊の本を書いた方が良いと強く感じた。

ルワンダのカガメ大統領は、アフリカの小国(面積は狭く資源は何もないが、気候が良くて人口密度はアフリカでいちばん高い)ルワンダを真の独立国家とするため、女性国会議員比率世界一の国会を作ったり、IT立国を目指している。それが故、アフリカでいちばん西洋諸国から注目されている国である。

が、著者によると、カガメ大統領は裏で言論弾圧や敵対勢力の暗殺を行っているという。この点に関し著者は、許されざる悪行、的な論調で非難している。

カガメ大統領(ツチ族・虐殺された方)はもともとRPF(ルワンダ愛国戦線)というゲリラ組織のトップで、フツ族が大虐殺を行っている隙をついてルワンダの首都キガリを制圧、そのまま新生ルワンダの大統領になった人物である。反対勢力は多数いる。


私は希望や願望を極力排除して物事を考える超リアリストで、今まで得た知識(主に本)を総合すると、アフリカ諸国の発展を阻害しているのは民主主義。選挙で票を獲得した人が議員や大統領になれる民主主義の根幹たる制度は、アフリカでは「選挙の勝者が総取り」する構図を生んでいる。これを無くするためには、深い見識を持ち自国の未来を発展させる断固たる決意を持った独裁者が必要。

世界でこういうタイプの独裁者が成功した例はシンガポールのリー・クアンユー。国全体の発展こそが国家存続の大前提である、自身の対抗勢力は国の発展の邪魔だから弾圧。結果として、シンガポールは世界有数の経済大国に発展した。シンガポールは今でも一党独裁(に近い)体制で、新聞やテレビは政府の検閲を受けている。

アフリカ諸国では、ガーナの初代大統領エンクルマや、ケニアの初代大統領ケニヤッタがリー・クアンユーに近いタイプの政治家だったが、どちらも対抗勢力を押さえるのに失敗し失脚。現在ではカガメ大統領がリー・クアンユーに近い政治を行っている。

発展途上国が中進国へと発展するためには、開発独裁というステップを踏むのが最も効率が良いというのが東南アジアの発展で見られた現象。
シンガポールではリー・クアンユーが59-実質2015年まで56年独裁し、
フィリピンではマルコス大統領が65‐86年の20年独裁し、
インドネシアではスハルト大統領が68‐98年の30年独裁し、
マレーシアではマハティール首相が81‐03年の22年間独裁し、
タイではサリット首相がもっと早い時期の58‐63年の5年独裁し、
それぞれ反対者は抹殺も厭わず弾圧する開発優先政策を行い、
上記すべての国が(いろんな犠牲の上に)発展した。

という点で考えると、ルワンダのカガメ大統領の評価を下すには時期尚早な気がする。

著者が言いたいのはそういうこっちゃない、というのを分かった上で、あえて時期尚早と言いたい。

ジンバブエのムガベ大統領(1980年からずっと独裁)も、最初の20年くらいはわりとまともな大統領だったし。


7点/10点満点

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2017/01/21

モハメド・オマル・アブディン「わが盲想」感想。
自伝エッセイ。2016年11月28日読了。

本書の著者は盲目のスーダン人で、19歳のとき国際視覚障碍者援護協会の招聘で来日。福井県立盲学校で日本語や、日本語の点字や鍼灸を学ぶ。その後筑波技術短期大学を経て東京外語大に入学。同大学院を経て、現在は同大学特任助教。

本書は盲目のスーダン人が、盲人向けの日本語入力ソフト(漢字変換FEP)を使って日本語で書いたエッセイである。

スーダンは親族のつながりを重視するため、いとこ婚(=近親結婚)が多いため身体障碍者が生まれやすい環境にある。スーダンで先天的盲人は珍しい存在ではなく、それゆえ盲人の扱いや盲人の生き方は日本より進んでいる部分もある(らしい)。

著者は生まれたときは弱視だったが12歳で失明。

本書は、スーダンで大学に通っていた著者が、ひょんなことから日本が盲人留学生を募集していることを知り、意を決して応募。父親をなんとか説得して来日。日本の文化に苦しみながら馴染み、イスラム教徒でありながら酒におぼれ、これではいかんと兄弟経由でスーダン人在住のスーダン女性と電話でお見合い(見てはいないか)、猛烈アタックの末、結婚。奥さんも来日。

というようなことを、ぶれることなく徹頭徹尾面白おかしく綴っているエッセイである。

※スーダンは北部にある政権はイスラム教徒でイスラムごり押し。南部はキリスト教徒が多数派。それゆえ宗教対立が激しく、南部の一部は南スーダンとして独立した

エッセイなので内容は紹介できない(エッセイは著者が書く文章を楽しむジャンルなので、紹介しても意味がない)。

あまりに面白くて、読み始めたら止まらなくなり1日で読んでしまった。とだけお伝えする。


8点/10点満点

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2016/12/23

ピーター・ピオット/宮田一雄+大村朋子+樽井正義共訳「NO TIME TO LOSE エボラとエイズと国際政治」感想。
自伝ノンフィクション。2016年05月31日読了。

◆内容紹介(Amazonより)

アフリカの熱帯雨林から国際政治のジャングルへ――
元UNAIDS事務局長が綴る、波乱万丈の回想録。

1976年、ベルギーの若き医師ピーター・ピオットは、恐ろしい感染症を引き起こしていた未知のウイルスを調べるためアフリカ・ザイール(現コンゴ民主共和国)に赴いた。死と隣り合わせの任務のなかで、この「エボラ」がどう広がったのかを突き止めるべく現地の文化や風習に深く身を浸した彼は、感染症との闘いに一生をかけようと決意する。

その6年後、彼は再びザイールの地を踏む。もう一つの新たな流行病、「エイズ」の感染が広がろうとしていたためだ。世界的に流行が拡大した80年代から、彼は国際的なエイズ対策を先導する役割を担い始める。その後、UNAIDS(国連合同エイズ計画)の初代事務局長として、国際的な協力体制を築くためネルソン・マンデラ、フィデル・カストロ、温家宝ら世界の名だたる指導者たちと、あるときは盟友関係を結び、あるときはタフな交渉に臨んでいく。国際機関の非効率や官僚的対応に苦しみながらも少しずつ歩を進めていくその過程には常に、有名無名の人びととの力強く、そして広範な「連携」があった――。

21世紀を迎える激動の時代に、世界の仕組みを変える。ユーモアを交えながらもストレートに、そしてスリリングに綴られる三十余年の回想録は、今日もなお世界で猛威をふるう感染症と、個人そして社会がどう対峙すべきか、多くの示唆を与えてくれる。


◆感想

上記のように、UNAIDS(国連合同エイズ計画)の初代事務局長を任命されるなど、公衆衛生の改善に多大な貢献をした著者の自伝である。

自伝なので、自分にとって都合の悪いこと、自分と対立していた者の考え方、についてはあまり触れられていない。自伝だからしょうがないのだが、優秀なノンフィクションライターが対立している側にも取材して、本書と同じようなコンセプトの本を書いたら、もっと面白くなったと思う。(例:第4代世界保健機関(WHO)事務局長、中嶋宏博士は、著者の活動を妨害する国連関連組織内のダースベイダー的に書かれている。私は中嶋博士のことをよく知らないので、著者の見解が正しいのかどうかは判別できない)

また本書は、国連に関する記述も多く、国際政治のど真ん中にいた人による国連という組織が機能不全に陥っている様を表した本ともいえる。

本書は450ページあり、内容の密度が濃く行間を飛ばして読むことはできず、しかし正直なところ翻訳が今一つで、読むのに大変苦労した。私はわりと多読な方と思っているが、本書は読むにに3週間もかかってしまった。


しかし、書かれている内容はエイズやエボラと真正面から戦った医学者の奮闘記であり、一行たりとも読み飛ばすことなくきちんと読了したいという気持ちが勝った。

良書である。


7点/10点満点

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2016/05/10

松本仁一「アフリカは今 (NHKラジオの教本・雑誌形式)」感想。
アフリカ概説。2016年04月15日読了。

松本仁一氏はアフリカを中心とした上質なルポを書く人。右サイドバーにカテゴリ松本仁一を設置しています。

本書は雑誌です。NHKカルチャーラジオの教本です。NHKラジオ英会話などの教材を売っているコーナーに、本書も置いてあると思います。

本書は「アフリカの今」について、NHKラジオのカルチャー番組を聴く層でも分かるよう、近現代史を交えながら易しく書かれた本です。


第1回(ラジオ講座がベースなので章立てではない)では、シエラレオネで誕生したこども兵について。

シエラレオネは、1787年にイギリスの解放奴隷が帰還し、フリータウンという町を作って、そこからイギリスの後押しもありシエラレオネという国に発展した経緯を持つ国。解放奴隷は、現地住民より格上であると特権意識を持ち、現地住民(黒人)を支配する政治を行った。

(同様の国として、リベリアはアメリカの解放奴隷が1816年に帰還しつくった国で、現地住民との軋轢がある)

シエラレオネの歴史は、ダイヤモンド利権の奪い合いである。

シエラレオネの反政府勢力RUFは、腐敗した政権の打倒を目的とした組織だったが、ダイヤ利権獲得の武闘組織へと変貌し、ダイヤ鉱山を襲ってダイヤを奪い、リベリアの反政府指導者(実態は武装強盗団)チャールズ・テーラーにダイヤを売り、テーラーはRUFに武器弾薬を渡す。

この過程で、使い捨ての特攻隊員こども兵がうまれていった。


第2回は、9世紀頃からアフリカ大陸の内陸部には巨大な帝国が幾つもあった話。中でもマリ帝国は、エジプトの金相場を破壊するほどの金を持つ巨万の帝国だった


第3回は、タンザニアの対岸にあるザンジバル島(タンザニア連邦の一角)や、その他多くの地域から奴隷貿易が行われていた話。


第4回は、南アフリカ、中でもケープタウンをめぐるオランダ入植民とイギリス入植民の争い(ボーア戦争)について。

ボーア戦争で負けたオランダ入植民(オランダに帰国できずアフリカ定住を覚悟し自らをアフリカーナーと呼ぶ)は、とにかくこどもをたくさん作った。やがてイギリス系より人口が増え、1948年に(白人だけで)選挙を行い、アフリカーナーは政権を握った。

黒人に選挙権を与えると、アフリカーナーも負ける。白人連合を組んでも負ける。やっとの思いでイギリス系から政権を奪還したのに、黒人に政権など譲れるか、とばかりにアフリカーナーは黒人差別政策をどんどん進めていく。


第5回は、南アのアパルトヘイト廃止に至る経緯。


こんな感じで進み、

第6回、ジンバブエ
第7回、ナイジェリア
第8回、アフリカの飢餓/農業無策
第9回、ルワンダ
第10回、ソマリア
第11回、中国の進出
第12回、イスラム過激派
第13回、ボツワナの発展


について書かれている。

コンパクトながら分かり易く、かつ押さえるべき所は押さえている。良書。


半年~1年くらい経った後、加筆の上、新書として書籍化されるような気がする。


8点/10点満点

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2016/03/26

ロジャー・サロー、スコット・キルマン共著/岩永勝訳「飢える大陸 アフリカ」感想。
現代的飢餓分析。2016年01月26日読了

◆内容(「BOOK」データベースより)→Amazonからコピペ

一九八四年、エチオピアではおよそ一二〇〇万人が飢えに苦しみ、多くの人が命を落とした。その二〇年後、同じエチオピアで前回を上回る規模の飢餓が起きた―。世界は、とくに先進諸国は、飢餓という最も根源的な苦しみをなくすその術を知ってはいたが、実行しなかったのだ。アフリカで慢性的に起きている飢餓の多くは、機能不全におちいった人類文明がひきおこした“人災”なのだ。「ウォールストリート・ジャーナル」紙の記者である著者が、豊富な現場取材を通して、新しいコンセプトで援助を始めたビル・ゲイツやU2のボノの活動を報告するとともに、「飽食の空白域」といわれる飢餓が、国際社会の不均衡なパワーバランスと、先進国の無知と怠慢と都合によって、いかに引き起こされているかを鮮明に描き出す。

◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)→Amazonからコピペ

サロー,ロジャー
20年間、「ウォールストリート・ジャーナル」紙の海外特派員を経験。1986~91年は、主に南アフリカで取材し、アパルトヘイトの終末を人道的な立場から執筆した。その記事によって、アフリカの20ヵ国以上をふくむ、およそ60ヵ国に活動の場を広げた

キルマン,スコット
20年以上、「ウォールストリート・ジャーナル」紙上で農業について執筆し、アメリカ政府とその農産業部門が国際社会に与える影響を記録してきた。貿易、バイオテクノロジー、食糧安全保障、補助金、農村経済についても執筆してきた

岩永/勝
1951年生まれ。京都大学大学院修士課程修了。米国ウィスコンシン大学にて農学博士号を取得。現在、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、理事長。専門は植物遺伝育種学。過去30年間、海外(米国、ペルー、コロンビア、イタリア、メキシコ)で研究生活を送る。2006年に「日本農学賞・読売農学賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


◆感想

アフリカ諸国、特にエチオピアでは食糧不足による飢饉が何度も発生している。エチオピアは本来農業国で、政策に間違いがなければ、全国民(9000万人以上)を食べさせるだけの食糧を生産できる豊穣な土壌がある。

この「政策に間違いがなければ」は、エチオピア一国の政策を指すのではなく、食糧の輸出入を行っている先進国と、国連の政策も含まれる。

2007年、先進国(たぶんOECD加盟30国の合計値)の農業補助金は2600億ドルに達した。30兆円である。先進国の農家は、補助金によって農作物の輸出コストを安く設定できる。アフリカ諸国の農家が自分たちの作った農作物を国内で売買するより、先進国の補助金農作物の方が安い。従ってアフリカ諸国の農作物仲買人は、自国の農家から買わず、先進国の補助金農作物を買う。すると自国の農家は十分な収入を得られず、新しい農機具も買えず、灌漑施設も作れず、さらには翌年の種すら十分に買えず、衰退していく。

アフリカ諸国は、1960年から続々と独立を果たしたが、ほとんどの国で経済政策は失敗した。その結果、アフリカ諸国は先進国や国連から支援金(無償の寄付金、無利子の貸し付け、有利子の貸し付けなど色んなパターンがある)を受け取るようになる。その支援金には「農業補助に使ってはならない」という制限付きのものが多い。なぜなら、支援する国は「農作物を輸出する」ので、アフリカの農家が生産性を上げ輸出市場でライバル関係になっては困るからである。


エチオピアの農家は穀物が採れすぎて価格が暴落した時、刻一刻と値が下がっていくので、明日売るより今売った方がまだマシだ、と安値で売りさばく。儲けはない。なぜ投げ売りしなければならないのかというと、

1) 穀物は保存が利くのに、エチオピアにはまともな穀物保管所がないため、腐る前に売らなければならない。

2) 先物取引所がないため、常に時価で売るしかなくなる。(そして翌年の収入の目処が立たないため借金できないから農機具の新調や種の購入資金にも事欠くことになる)

では干魃などで飢饉になった場合は、

3) エジプト(実は農業大国である))がナイル川の水利権を持っているため、ナイル川を利用できない(干魃の影響を受けやすい)。つまり灌漑設備を整えるのが非常に大変。

4) エチオピアの飢饉に対し国際NGOなどが「エチオピアに食糧を送ろう!」とキャンペーンを展開し、無料で穀物をばらまく。僅かながらでも収穫があった農家は、無料配布される穀物には太刀打ちできないので、離農するしかなくなる。


本書は、1940年代から1960年代にかけて、アメリカの農学者ノーマン・ボーローグとロックフェラー財団が主導した「緑の革命」(麦やトウモロコシの高収穫種の開発、化学肥料の研究)により、世界中で農業生産性が向上した話から始まり、

エチオピア、マリ、スーダン、スワジランド、ジンバブエのアフリカ諸国に於ける(上記した)理不尽な補助金制度の問題点と、アフリカ諸国の拙い農業政策の実態、

この状況を何とかしなければ、とアイルランド人(アイルランドは1800年中頃にジャガイモ飢饉を経験している)が中心となって立ち上がり、世界中でアフリカの飢饉を救おう戸キャンペーンが展開され、遂に国連(の事務総長コフィー・アナン)を動かしたこと、

などが書かれている。


本書は、アフリカ諸国、特にエチオピアの飢饉を主軸においているが、基本的には世界の農業の実態と、世界の農業政策についての本である。


420ページ。読み応え十分である。


9点/10点満点

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2016/01/28

デビッド・クアメン/山本光伸訳「エボラの正体」感想。
ウィルス学入門。2015年12月16日読了。

エボラ出血熱(現在では必ずしも出血を伴わないことからエボラウィルス病と呼ぶらしい)。

アフリカ諸国で数年に一度、爆発的な死者を出すパンデミック(感染症の流行)が発生し、2014年には西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネ、そして飛行機を通してナイジェリアまで拡散し、各地で猛威をふるった。

従来この病気は、アフリカの中でも田舎にあたる地域で発生していた。2014年のパンデミックは、西アフリカ諸国の都市部で発生したのが今までと大きく異なっている。

このエボラとはいったい何なのか。

本書は、1996年に中部アフリカのガボンで流行した事例から、野生で死んだチンパンジーから広まったのではないかという推測から始まる。

その後、野生で死んだゴリラを食べるために持ち帰ったら、集落が全滅した事例や、ゴリラの生息数が極端に減ってきている事実などを紹介し、

霊長類にエボラウィルスを運んでいるのはコウモリではないか? と研究を進めるチームが、赤道直下のアフリカのジャングルの中にあるコウモリが巣くう洞くつの中を粉塵一粒吸い込まないように完全防塵で汗まみれになりながらコウモリやネズミにトレーサーを取り付け、まったく別の地域でトレーサーを付けたコウモリが発見され、そこではゴリラが全部死んでいた。

などの話が紹介されている。


面白かった。


8点/10点満点

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2016/01/23

吉岡正興・松田素二編「新書アフリカ史」感想。
歴史。2015年11月21日読了。

長らく更新をサボっていましたが、適当に再開します。


有史以前、人類が最初に誕生したのはアフリカだといわれている(異説多数あり)。

アフリカで発見された原人はどのような経緯で世界中に拡散していったのか、から始まり、文字を持たないアフリカ先住民はどのように暮らしていたのか(文字がない→口頭伝承と遺跡で考古学者が解釈解明している)、他地域の文明が入り込んできた西暦0-1500年頃はどのような暮らしだったのか、そして近代-現代はどのように形成されたのか。

を、本書が出版された1997年までに分かっていることを、570ページにわたって事細かに書いたのが本書。

私が持っているのは2004年の第10刷。買ってから10年以上経って、ようやく読んだ。


アフリカに興味がある人は読んで損のない充実した本。


9点/10点満点

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2015/11/01

ジュリアン・クリブ/柴田明夫訳「90億人の食糧問題」感想。
啓蒙書的なルポ。2015年10月10日読了。


本書の感想に入る前に。

今の日本で人手不足が深刻な業界は、介護、建築・土木、小売店(特に深夜)、それと大型車両のドライバーなのだそうだ(ソースは現代Webとか東洋経済とかいろんなところ)。農家の跡継ぎ不足も深刻なのだろうが、実はトラックドライバー不足が深刻になっているという話。

トラックドライバーが不足すると、日本中の物流が滞ってしまい、製造主も卸も小売りも皆ダメージを受ける。

メガ小売りの過剰なコストダウン要求で、トラックドライバーの平均年収は400-600万程度で頭打ちなのだそうだ。食うには困らないくらいの給料はもらえるが、日本の若者人口が減っている+若者の高学歴化が進んでいる+将来の展望があまり見えないことから、なり手が激減しているのだとか。

で、自動運転技術の開発が絶賛進行中なのである。

高速道路だけでも自動運転できるトラックが開発されれば、物流人件費が劇的に下がるから、自動車メーカーだけじゃなく、資金力のある小売りもじゃんじゃん資金を注ぎ込む(米国のAmazon本社など)。

ということで、日本は人手不足がそこかしこで深刻化している。


しかしながら世界に目を転じると、そこかしこで人が余っている。

「アラブの春」でチュニジア、エジプト、リビアの政権が転覆し、シリアは泥沼の内戦に陥っているのも、元を辿れば、人あまりによる就職難が原因。

大学に行って専門分野の学位を取得したのに、正社員どころかアルバイトの口すらない、日雇い仕事で辛うじて糊口を凌ぐ。そういう若者が世界中に溢れている。

チュニジアの若年失業率は30%。エジプトは23%(ソース:JICAの記事

ギリシャやスペインでは、若年失業率が50%超(ソース:朝日新聞のWebRONZA


そういういう意味では、日本は仕事を選ばなければ何とか職にありつくことができるともいえる。だが、誰しも将来的に高い給料をもらえる職種に就きたいと思っているのに対し、企業は安くこき使えて体力のある若者を欲しがっている。ミスマッチ。それが結局、介護ロボットの開発、自動運転の開発、ロボット受付嬢、セルフレジの導入、鮨ロボット、土木職人の技術を数値化して工具化、等々につながっている。

若者の人口減少に悩む先進諸国は、技術開発力を駆使して、若者がいなくても成り立つ世界を作り上げようとしている。

その余波が、今の中進国に一気に襲いかかってくる。中進国は子だくさんな傾向にある。子だくさんな国が、先進国から若者を必要としない技術を導入したら、若者は今以上に職にあぶれる。


あまり考えないで一気に書いたので若干ヘンテコな内容になってしまいましたが、少子化に悩む先進国が、人手を必要としない技術を開発しているため、少子化じゃない国の若者が困っている、ということです。


で、本書。


世界の人口は2011年頃に70億人を突破しました。

2040-50年に90億人を突破することが予測されています。

世界人口が90億人に達した時、食糧は足りるのでしょうか?


ということを、世界中の様々な学術研究、シンクタンクの報告書などを元に、警鐘を鳴らすためやや悲観的に問題提起しているのが本書。著者はオーストラリア(豪州)の科学ジャーナリスト。

本文約300ページで、ところどころ主張が重複して鬱陶しいのを除けば、かなり為になる本


◆世界中で淡水を使いすぎている。特に地下水と湖。

地下水脈に水が貯まる過程は、雪解け水や雨水が地表に届き、大地にゆっくりとしみ込み、数十~数百mの地層が不純物を濾過し、地下水脈に貯まる。地下水脈に貯まる以上の水量を汲み出すと、いずれその地下水脈は枯れる。

アメリカの農村地域では、この地下水枯渇が大変な問題になっている(例:オガララ)。

また、無計画な灌漑農業をすすめた結果、旧ソ連のアラル海(現カザフとウズベク)、アフリカのチャド湖は、どちらも面積が1/10以下になってしまった。

淡水が減るということは、農業に使える水が減るということである。

(ちなみに、地球上の「水」の量は基本的に不変。減らないし増えない)


◆そもそも農地は90億人の食糧を生産できるほど残っているのか?

どこの国でも構わないが、人口が増えると、都市化が進む。

都市化は、農地を潰して人が住む場所を作る行為である。

いろんな客観データを見ると、世界には、もう農地(農作に適した土地)が残り少ない。世界人口が90億人になった時、食糧を生産できるだけの農地が残っているのだろうか?


◆リンが枯渇する

農業(に用いる肥料)は、窒素、リン酸、カリウムが必須である。

そのうち、リンが枯渇しつつある。(ソース:環境バイオテクノロジー学会の論文PDF

リンが枯渇したら、農業は成り立たない。

太平洋の小さな島国ナウルは、鳥の糞でできたリン鉱石が豊富な国だったが、取り尽くしたため、今は没落国家となっている。


◆魚が枯渇する

船を漕いで海に出れば、いくらでも魚が捕れる。

世界中の沿岸部に住む人々は、昔も今も魚を獲って暮らしてきた。だが今、魚が捕れなくなってきている。乱獲が原因と考えているのならまだマシだが、世界中の多くの漁業関係者は、魚は無尽蔵だと勝手に思い込んでいる。

ニシンはすっかり減ってしまった。

マグロも減ってきている。ウナギも減っている。

この傾向が、特定の魚の話ではなく、すべての魚が減っていると考えないのはなぜだろう?


◆経済が向上すると、肉食が増える

牛肉1kgを生産するのに必要な淡水で、
トマト91kg
キャベツ175kg
が生産できる。

しかし、人は本質的に肉が好きである。


◆石油の代わりにバイオ燃料

石油が枯渇しつつある。

その代わりに、バイオ燃料が用いられるようになった。

バイオ燃料はサトウキビやトウモロコシから作られる。

食糧よりも燃料。これは正しいのか?

…というようなことが書かれている。良書。


7点(悲観的すぎ)/10点満点

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