カテゴリー「◇雑学・蘊蓄」の記事

2012/01/19

低温工学・超伝導学会編「低温「ふしぎ現象」小辞典」感想。
科学の本。2012年01月13日読了。

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低温「ふしぎ現象」小事典―0℃~絶対零度で何が起こるか?

10人の学者による共著。

全55エピソードで構成されているが。


エピソード毎の難易度がめちゃくちゃ。

エピソード33は、気体を液体にすると体積が減るから、気体を貯蔵するなら液体がお得!
という小中学生向けのお話し。

エピソード35は、液体窒素で目玉焼きが作れます!(注:実用化されているちゃんとした技術らしい)
という小中学生向けのお話し。

エピソード37は液体水素の可能性。水素分子には「オルソ水素」と「パラ水素」の2種類あり、常温ではこの割合が3:1で存在しているが、液化の過程でエネルギー準位の高いオルソ水素からエネルギー準位の低いパラ水素へ変化するため熱が放出される。オルソ/パラ変換で放出される熱量は約523KJ/kgで、水素の蒸発潜熱である約450KJ/kgより大きな値を示す……
という高校生・大学生以上向けのお話し。


バラバラすぎる。


また、解説図もいいかげん。せっかく図示しているのに、本文に書いてある用語が図に入っていないから、何の説明をしているのかわからない図が多い。

イライラしてくる。


立ち読みした時は興味深い話が載っているのだろうと期待していたのだが、ダメダメ本だった。


3点/10点満点


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2011/11/24

本川裕「統計データはおもしろい!」感想。
うんちく本。2011年10月30日読了。

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統計データはおもしろい!―相関図でわかる経済・文化・世相・社会情勢のウラ側


※フィリピン留学日記からいきなり読書感想文に変わってしまった、と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、当ブログは元々読書感想文が中心のブログです。

本書の著者・本川裕氏は「社会実情データ図録」というWebサイトを運営している。大学のレポートで世界の人口をいろいろ調べている際、氏のサイトに辿り着き、図の作り方やデータの分析方法などとても参考になった。

氏のサイトに最近掲載されたものでいえば「南アジアと東アジアの人口転換」「東日本大震災で確認された津波の高さ」などがある。個人的には「失敗国家ランキング」が興味深かった。

全てのデータは「分野別図録一覧表」に出ている。


大学のレポートだけではなく、一般社会に於けるプレゼン資料などについても、図を使った方が分かり易く説得力(欺瞞力)が増す。というわけで、統計データを図示化する参考になると思い、氏の書いた本書を買ってみた。


本書の内容そのものはうんちく本の領域なのだが、社会学的な分析がなされ且つ図示化されているので、ただ単なるうんちく本とは一線を画している。

個人的に面白いと思ったのは、出生率と社会保障の関係性を調べた「少子化は公的支出で防げるか」である(本書116-124ページ)。約20カ国の社会保障費と少子化対策費、それと合計特殊出生率を相関図化してみると、その図が示しているのは、社会保障の充実が少子化の原因になり得ることが図から読み取れる。(可能性があるだけの話なのです)


ほか、「日本の貧困度は高いのか」(143ページ)、各国の犯罪率の矛盾を読み取る「安全なのに"不安"な日本、治安が悪くても"平気"な国」(194ページ)などが私には興味深かった。

そこいらのうんちく本より興味深い話がたくさん載っているのし、図の作り方が参考になったので役に立った。


ただ、なんだ、ちぃと値段が高いぞ(税抜き1580円)。


6点/10点満点


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2011/08/03

真野栄一・遠藤宏之・石川剛「みんなが知りたい地図の疑問50」感想。
うんちく本。2011年07月25日読了。

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みんなが知りたい地図の疑問50―地図はなぜ北が上なの?コンビニのマークが地図記号にないのは?

ん?

雑学うんちく本として、普通に面白かったですよ。

4点/10点満点


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2010/08/13

岡崎大五「日本の食欲、世界で第何位?」感想。
雑学本。2010年08月06日読了。

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日本の食欲、世界で第何位?


タイトル通りの内容ではあるのだが、著者の体験に基づくエピソードが多く、エッセイなのか雑学本なのかどっちつかず。

とはいえ、食に関する様々なデータをあちこちから引っ張ってきているので、データ(と出所)を見るだけでも参考になる部分多し。


浅川芳裕「日本は世界5位の農業大国」の感想で、米の自給率と、野菜の自給率と、肉の自給率と、加工食品の自給率、少なくともこの4つ別々に自給率を出さないと意味がない、ということを書いたのですが、岡崎大五の本書にはその手がかりが書かれています。

米の自給率(2008年) 100%

野菜の自給率(2008年) 82%

内訳
白菜 100%
ニラ 100%
キャベツ 100%
ピーマン 100%
大根 99%
キュウリ 94%
ネギ 93%
タマネギ 81%

これらは、農水省クッキング自給率2008年度データから引用とあるので、へえそんなのがあったのか、と感心した次第。


5点/10点満点


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2010/08/12

岡崎大五「笑える!世界の七癖エピソード集」感想。
雑学本。2010年08月06日読了。

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笑える!世界の七癖エピソード集


タイトル通りの内容ではあるのだが、著者の体験に基づくエピソードが多く、エッセイなのか雑学本なのかどっちつかず。

ちょっと前までなら「新書でエッセイみたいなの出すんじゃねえ」と怒り出すところだが、新書でエッセイを出すことが普通になってしまった今の出版界に文句を言ってもしょうがない。


3点/10点満点


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2010/08/07

ライフサイエンス編「世界の経済が一目でわかる地図帳」感想。
雑学本。2010年07月30日読了。

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世界の経済が一目でわかる地図帳


池上彰の学べるニュースで学んだことを復習するのにちょうどいい本、てな感じ。

それ以上ではない。それ以下かも知れない。その程度の本。


4点/10点満点


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2008/12/18

造事務所「図解 世界史が簡単にわかる戦争の地図帳」感想。
雑学本。2008年12月15日読了。

図解 世界史が簡単にわかる戦争の地図帳―ポエニ戦争から、十字軍遠征、第二次世界大戦、イラク戦争まで
造事務所/松村劭 / 三笠書房 2008/12 ¥669 (税込)

私は工業高専出身なので歴史がものすごく苦手。つか、歴史はまともに勉強したことがない。だからこういう雑学本をときたま買っては読んでいるけど、欧州の歴史ってのは何度読んでも覚えられん。まあ覚える気がないから覚えなくて当然なのだが。


4点/10点満点

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2008/12/17

造事務所「図解「世界の紛争地図」の読み方」感想。
雑学本。2008年12月01日読了。

図解「世界の紛争地図」の読み方―テロ・内戦・動乱…なぜ起こり、どうなったのか
造事務所/中村恭一 / PHP研究所 2006/12 ¥680 (税込)

2年前に本屋で見かけて買ったまま積ん読になっていた本。
地名間違いとか誤字が多し。校正が甘いなあ。
ビアフラ戦争の背景など、いくつか知らなかったことが記載されていたので、雑学本として読むには十分な内容。それにしてもコンゴ(旧ザイール)の内戦はややこしい。


4点/10点満点

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2008/11/17

丸山茂徳「科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている」感想。
アンチエコ本。2008年11月05日読了。

科学者の9割は「地球温暖化」CO2犯人説はウソだと知っている

◆CO2を削減したって「地球温暖化は止まらないよ」ということを、豊富なデータを元に、間違っているものは間違っているのである、と指摘した本。奥付の著者経歴がちょっとわかりにくいのだけど、今現在、東京工業大学大学院理工学研究科教授である。

◆ただ、本書はタイトルと内容が若干異なり、前半はタイトルに沿った内容になっているが、後半は全世界で急激に人口が増えていること対する危機を警鐘し、世界的な人口増加でありながら、少子高齢化が進む日本のあり方といった政治的な提言になってきている。

◆前半の内容はそれなりに納得できるものもあるが、あまりにもいろんなデータを次から次へと持ち出すものだから、これはもしかしたら「トンデモ本」なのか?と思ってしまった。違ったけど。

◆後半の人口増加に対する危機的状況への警鐘は、なるほどと頷ける部分も多く、私自身人口増加が地球温暖化の主原因であると思っているので、良い内容であった。

◆ただ、一冊の本として読んだ場合、かなり散漫な印象を受けるのではないかと思う。残念である。


5点/10点満点

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2008/07/21

チャーリィ古庄「格安航空会社の選び方」感想。
こういう本は何と分類するのだろう?2008年07月04日読了。

格安航空会社の選びかた
チャ-リ-・古庄 /〓出版社 2008/07出版 191p 21cm ISBN:9784777910601 \1,365(税込)

◆この本は格安航空券をゲットするノウハウ本、ではなくて、ローコストキャリア(LCC)と呼ばれる格安航空会社を利用するための入門書である。

◆私が知っていたLCCは、ロンドン-パリ間を最安値1ユーロで飛ぶアイルランドのライアンエア、シンガポールをベースにしたアイガーエアウェイズの二つくらいだったが、本書には、

・アメリカ系
サウスウエストエアラインズ
ジェットブルーエアウェイズ
スピリットエアラインズ
テッドエアラインズ
USエアウェイズ
ヴァージンアメリカ
ゴー
ウェストジェット

・ヨーロッパ系
イージージェット(イギリス)
トムソンフライ(イギリス)
ジェットツー(イギリス)
エックスエル(イギリス)
フライグローブスパン(イギリス)
ライアンエア(アイルランド)
スターリング(デンマーク)
エアベルリン(ドイツ)
トュイフライ(ドイツ)
ジャーマンウィングス(ドイツ)
ブリュッセルエアラインズ(ベルギー)
トランザヴィア(オランダ)
クリックエア(スペイン)
スパンエア(スペイン)
ビュエリング(スペイン)
マイエア(イタリア)
ヘルベティックエアウェイズ(スイス)
フライニキ(オーストリア)
ウィズエア(ハンガリー)
スカイヨーロッパ(スロバキア)

・アジア&オセアニア系
ジェットスター(オーストラリア)
バージンブルー(オーストラリア)
エアアジア(マレーシア)
タイガーエアウェイズ(シンガポール)
ジェットスターアジア(シンガポール)
バリューエア(シンガポール)
ライオンエア(インドネシア)
ワンツーゴー(タイ)
ノックエア(タイ?)
ジェットエアウェイズ(インド)
ビバマカオ(マカオ)
春秋航空(中国)
吉祥航空(中国)

と、41社もの格安航空会社が掲載されている。

◆著者は、
パリ→(フライニキ68ユーロ)→ウィーン
ウィーン→(スカイヨーロッパ4.99ユーロ)→アムステルダム
アムステルダム→(スターリング24ユーロ)→コペンハーゲン
コペンハーゲン→(ブリュッセルエアラインズ55クローネ)→ブリュッセル
ブリュッセル→(クリックエア6.62ユーロ)→バルセロナ
バルセロナ→(マイエアー9.99ユーロ)→ベニス
ベニス→(テュイフライ19ユーロ)→ベルリン
ベルリン→(エアベルリン39ユーロ)→チューリッヒ
チューリッヒ→ケルン→ザグレブ (ジャーマンウィングス57フラン)
ザグレブ→(ウィズエアー48.89ユーロ)→ロンドン、
という旅をして、体験レポートとして本書に掲載している。
これは参考になるなあ。

◆それぞれの航空会社が、どの都市、どの空港をベースとしているのか、就航路線図、期待情報や過去に遡った事故情報などが掲載されているので、ツアーじゃない気ままな旅をするときには役に立ちそう。

◆本書は、自由気ままな旅をしたい人、安く旅をしたい人にはとても役に立ちそうな本であるが、製本が最悪であった。装丁はかなり気合いが入っているのでが、製本の段階で何かをケチったとしか思えない糊付けの甘さがあり、読んでいるとページがぽろぽろ剥がれるのである。これはいかん。これは本としてあるべき最低限の状態になっていない。これはいかんぞ。せっかく良い本なのに。


7点/10点満点

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