佐藤拓「1万円の世界地図 -図解-日本の格差、世界の格差」感想。
データブックに近い。2007年03月26日読了。

佐藤拓 /祥伝社 2007/03出版 260p 18cm ISBN:9784396110635 ¥819(税込)
1万円がどの程度の価値を持っているのか、を皮切りに、世の中のいろんなことをデータで示す本。
見開き右ページに解説、左ページにグラフが必ず載っている構成で、全部で109ネタの様々なデータが掲載されています。前出のデータブック・オブ・ザ・ワールドは凄まじい量のデータが並んでいる本で、そこからいろんなデータを引っ張り出すのは、まさしく調べる行為になります。本書は、調べることが面倒な人たちに代わって、読者が興味を持ちそうなネタ(1万円という切り口から始まる)に関しいろいろと調べた結果が掲載されている本です。
初っぱなに出てくるのは、
・1958年と2005年を比べて、国内の物価はどの程度上がったのか?
新聞購読料、週刊朝日、食塩1kg、砂糖1kg、あんぱん、チキンラーメン、江戸前すしの外食、天丼並の外食、カレーライスの外食、を比較しグラフを掲載。
国内編が続いた後は世界との比較。
・世界各国の消費税率は何%?
デンマーク、スウェーデン、ノルウェーは25%、フィンランド22%、アルゼンチン21%、タンザニア20%....日本の5%はかなり低い方。
・成人識字率が低い国は?
ブルキナファソ13%、ニジェール14%、マリ19%、チャド26%、シエラレオネ30%、ベナン34%....世界平均78%....先進国平均100%
などなど。地理好きには結構良いネタいっぱいです。
でもこの本の主眼(?)はいろんなデータの掲載とその解説にとどまっています。
新書なんだからもうちょっと突っ込んだ解説がほしかったなあ、という意味で辛口採点。
5点/10点満点
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|





最近のコメント