浅田次郎「中原の虹(四)」感想。
歴史小説。2007年12月04日読了。
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浅田次郎 /講談社 2007/05出版 376p 20cm ISBN:9784062140713 ¥1,680(税込)
8月5日に読み始めて、16日に読み終わる。読み終わるまで11日もかかった。
登場人物が多くて、1巻2巻の話を思い起こすのに時間がかかってしまった。
船戸与一の「満州国演義」シリーズと話が少しかぶっているのも、混乱の一因だろう。
11月に刊行される第4巻でこの話は終わるらしいが、全4巻の刊行が終わってから、まとめて読んだ方が良かったのかなあ。
5点/10点満点
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浅田次郎 /講談社 1999/12出版 313p 15cm ISBN:9784062645973 ¥579(税込)
私が浅田次郎を読み出したのは「蒼穹の昴」からなので、それより前に出された浅田作品は読んだり読まなかったりである。「プリズンホテル」は当時の浅田作品で一二をあらそう評判の本だったので読んだが、あまりにも「蒼穹の昴」と系統が違うので、浅田次郎の昔の本を読みあさってもしょうがないや、と思い本書「地下鉄に乗って」も読まずのままだった。
これは「新宿鮫」を読んで、こりゃ面白い、とばかりに昔の大沢在昌作品を根こそぎ読みあさったけど、「新宿鮫」以前と以後では全くといっていいほど作風が変わってしまっていて、有り体にいえば「新宿鮫」以前の大沢作品はつまらんということなのだけれども、浅田次郎ももしかしたら同じかもしれないなあ、と思うに至った経緯があったので「プリズンホテル」以外の浅田作品はほとんど読んでいなかった。
昨年映画化されて話題になったので買うだけ買ってほったらかしにしていた本書、ファンタジーとして読んだらありきたりの設定とどこかで読んだことのあるような結末なので、そこを深く突っ込んではいけないのだろう。やはり浅田作品は人間味溢れるキャラクターと泣かせるストーリーがメインなのだなあ、と再認識した次第。
それにしても浅田次郎って作家は年々話の作り方がうまくなっていく。年齢とともに惰性で書いてしまう作家が多い中、これは素晴らしいことだなあ、と評論家のようなことを書いてみる。
6点/10点満点
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浅田次郎 /講談社 2006/11出版 371p 20cm ISBN:4062137399 ¥1,680(税込)
第一巻と同じく、まだまだ登場人物の紹介の様相。
第一巻では李春雷・張作霖・袁世凱が軸といった感じであったが、第二巻は西太后と李春雲(ちゅんる)が軸。読むものを惹きつけてやまない浅田節はますます絶好調。第三巻が出るのは来年になるとの話を聞いたので、それまで話を忘れないようにしなければ。
さて、この本を読もうと思っているけど未だ読んでいない人へ。
この本を読む前に「蒼穹の昴」を読み返すと、よりいっそう本書が面白くなると思います。
私が「蒼穹の昴」を読んだのは10年前。最早うっすらとしか筋を覚えていないため、李春雷が出てきてもすぐに李春雲(ちゅんる)と結びつかなかったり。西太后が「ちゅんる、ちゅんる」と言うセリフを読んで、ああ、そうかこれは「蒼穹の昴」とつながっている話だったんだ、と思い至る始末。
私は今から読み返そうかな、と悩んでいるのです。(他に読まなきゃならない本が山積みなんだよなあ)
7点/10点満点
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上巻のもやもやというか不満というかうううん??とかそういうのは、下巻ですべて吹っ飛ばしてくれるのですね。さすが稀代のストーリーテラー浅田次郎。男と女の機微がわかっていないのに恋愛小説もどきを書き続けている◎◎◎◎は見習え。
9点/10点満点
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・内容(紀伊國屋Bookwebより)
島原の芸妓・糸里は土方歳三に密かに思いを寄せていた。二人の仲を裂こうとする芹沢鴨には、近藤派の粛清の白刃が迫りつつあった……百三十万部を超えるベストセラー『壬生義士伝』から四年。芹沢鴨暗殺の真実に迫った、浅田版新選組第二弾の登場です。六つで花街・島原の輪違屋に売られた糸里は美しい芸妓に成長した。日に日に対立の溝が深まる近藤派と芹沢派。両派の和解に自分を利用しようとする土方歳三に翻弄される糸里は、いつしか新選組の運命に寄り添っていく……。
・感想
ん、ん、ん、ん、ん?
4点/10点満点
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