カテゴリー「◇雑学・蘊蓄」の記事

2023/01/20

ウォルター・ブロック/橘玲訳「不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ」感想。2022年1月17日読了。

 

本書の原著は1976年(タイプミスではない)に出版された。
邦訳は2006年に橘玲氏が翻訳し講談社から出版(2011年に講談社+α文庫)。
私の手元にあるのは2020年に出版されたハヤカワ版で、訳者まえがきを新規追記、巻頭解説を全面改稿した版である。

 

政治に関する考え方として、
 保守(コンサバ・右翼)
 革新(リベラル・左翼)
という大雑把な区分けが標準的だが、実のところ定義はまちまちで、国によって異なる。
世界各国から見ると、日本の自由民主党は保守ではなく革新(リベラル)政党である。

 

アメリカでは、
 保守(コンサバ・右翼)=共和党=2020年の候補はトランプ
 革新(リベラル・左翼)=民主党=2020年の候補はバイデン
のどちらかが大統領になるので、この二つしか考え方(政党)が無いように見えるが、リバタリアン党という政党が1%強の票を獲得している。

 

リバタリアン党は「リバタリアニズム(完全自由主義・自由原理主義)」という信条を持つ党で、リバタリアニズムは究極のリベラル。本書の著者はリバタリアニズムの信奉者である。

 

P23(橘玲氏の巻頭解説)
リバタリアニズム
 ひとは自由に生きるのがすばらしい。
リベラリズム
 ひとは自由に生きるのがすばらしい。しかし平等も大事だ

 

本書は、著者がこのような心情を持っていることを前提に読むのが正しい。のだが、それほど堅苦しく考えなくても「ああ、うんうん、頷ける」という話(というか既存概念への論破)が多数出てくる。

 

一つ一つは短く書かれているので、非常に読みやすく、かつ面白い。良書

 

8点/10点満点

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2017/06/02

田中真知「へんな毒 すごい毒」感想。
毒の解説。2017年03月27日読了。

読み終えた本が貯まったのでブログ再開します。

本書の著者田中真知さん(男性)は、アフリカのコンゴ川の川下りなど冒険も行う旅行作家兼サイエンスライター兼翻訳家の方です。というか、本書で初めてサイエンスライターもやっていることを知りました。

氏の本は「たまたまザイール、またコンゴ」2015年07月10日読了。など数冊読んでいます。


本書は毒に関して広く浅く解説している本。なかなか興味深く読みました。

毒はざっくりと、植物由来のもの(化学物質)、動物由来のもの(化学物質)、動物(細菌やウィルス)、鉱物由来や人工生成されたもの(ヒ素やVXガスなど)に分けられ、毒の強さは半数致死量(LD50)という数値で表される。

人工毒で最も強力なのはVXガス。LD50は0.015mg/kg (/kgは体重1kgあたりを示す。体重60kgの人間なら数値を60倍する)

サリンは0.35mg/kg

フグのテトロドトキシンは0.01mg/kg

破傷風菌が出す毒素テタノスパスミンが0.000002mg/kg

ボツリヌス菌が出す毒素ボツリヌストキシンが0.0000003mg/kgで地上最強の毒。

フグの毒テトロドトキシンはフグが生成しているのではなく、フグの体内にいる緑膿菌という細菌が出していることが研究の結果分かった。緑膿菌は、フグの餌であるカニやヒラムシに寄生しており、それを食べることでフグの卵巣や肝臓にテトロドトキシンが濃縮されるのだそうだ。さらに言えばカニやヒラムシは緑膿菌が付着しているプランクトンを食べている。

なるほどなあ。


6点/10点満点

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2015/08/12

六辻彰二「世界の独裁者 現代最凶の20人」感想。
雑学。2015年07月18日読了。

タイトル通りの内容です。

ムガベ(ジンバブウェ)
バシール(スーダン)
金正日(言わずもがな)
タン・シュエ(旧ビルマ)
アブドッラー・ビン・アブドルアジーズ(サウジ)
胡錦濤(中国)
ハメネイ師(イラン)
イサイアス・アフォルキ(エリトリア)
ベルディムハマド(トルクメニスタン)
カダフィ(リビア)
カリモフ(ウズベキスタン)
バッシャール・アル・アサド(シリア)
ンゲマ(赤道ギニア)
ルカシェンコ(ベラルーシ)
メレス・ゼナウィ(エチオピア)
イドリス・デビ(チャド)

ムスワティ三世(スワジランド)
ポール・ビヤ(カメルーン)
チャベス(ベネズエラ)
プーチン(ロシア)

ま、よくある本です。(太字は私が個人的に興味のあるところ)


4点/10点満点

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2015/07/26

佐藤優「世界史の極意」感想。
うんちく。2015年05月31日読了。

本書のタイトルは大袈裟です。極意と言うほどのモノではないです。

主に宗教的な視点から、ヨーロッパを中心とした世界史のごく一部を解説してみます。という程度です。

私的に目新しかったところは、

オーストラリア(豪)は、非核武装政策を執っているため、原子力潜水艦を他国から買うことができない。通常の潜水艦を売っているのはドイツ、オランダ、スウェーデンで、性能的にはどれも貧弱。太平洋を股にかけて航行できるディーゼル潜水艦を作っているのはロシアと日本。安全保障上ロシアから買うことはできないので、必然的に日本の潜水艦が欲しい。なので、武器輸出を可能にするため(日本で)法改正が行われた。


15-17世紀の中欧はハプスブルク家(カトリック)が絶大な権力を持っていた。それに対抗すべく、プロテスタントのデンマークやスウェーデンが南下して、三十年戦争に参加した。カトリックのスペインはハプスブルク家側に付いたが、同じカトリックのフランス・ブルボン王朝はハプスブルク家と対立していたので、プロテスタント側に付いた。


イエズス会(カトリック)は、打倒プロテスタントを目指して「プロテスタント征伐十字軍」を作った。

ロシア正教の本拠地は現ウクライナのキエフ。

これらの余波で、正教対カトリックの戦争になるところだった。

(正教は、カトリックともプロテスタントとも異なる宗派)
(キリスト教は大ざっぱに言うと、カトリック:正教:プロテスタント=2:1:1 の割合)
(正教には、ロシア正教、ギリシャ正教、グルジア正教、アルメニア正教など、分派がいっぱいある)


パレスチナには大きな二つの政党があり、穏健派のファタハと、過激的なハマスである。

ファタハはヨルダン川沿いの地区で主導権を握り、ハマスはガザ地区(海沿い)で主導権を握っている。

ハマスは、ヨルダン王室の転覆を狙っている。

ヨルダンにはパレスチナ難民が多くいる。

ヨルダンはイスラエルと良好な関係である。

パレスチナ難民の多くは、イスラエルの暴虐によって難民になったので、イスラエルと良好な関係を維持しているヨルダン王室は裏切り者である。

というようなこと(や、その他たくさんのこと)が書かれている。


4点/10点満点

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2015/07/24

武村政春「巨大ウィルスと第4のドメイン」感想。
ブルーバックス。2015年05月18日読了。

なんで今まで発見されなかったの!?

というくらい巨大なウィルスが1992年に発見されたらしい。

それをイロイロと解析していくうちに、

そもそもの話として、ウィルスとは生命体なのか?

そもそもの話として、生命の定義とはなんぞや?


みたいなことがこの学会内で湧き上がっていたらしいが、


本書は、こういうことの専門家である著者が「読者はこういうことを知りたがるであろう」という仮想Q&Aに手前味噌解説をしている本。


で、その仮想Q&Aが悉く的外れな印象。


端的に言うと、とてもつまらなかった。


3点/10点満点

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2014/02/24

ローレンス・クラウス/青木薫訳「宇宙が始まる前には何があったのか?」感想。
宇宙物理学。2014年02月13日読了。


宇宙の始まりはビッグバンである。では、ビッグバン以前には何があった?

この質問は無意味である。

ビッグバンが起きた場所はどこだったのか? 例えばAという答えがあったとして、ではAはどのように始まった? と無限ループになってしまう。

ビッグバンは神の手によって引き起こされた。とする。では、神々はどこに住んでいるのだ?

結局のところ、ビッグバン以前というのは哲学的な話になってしまう。ビッグバン以前というのはきりがないのである。


本書では宇宙マイクロ波背景放射について詳しい解説が加えられている。

宇宙の始まりの段階では、宇宙の始まりには物質と反物質が存在していた。しかし、物質が10億1個に対して、反物質は10億個しか存在しなかった。

物質と反物質は、出会うとお互いを打ち消し合い、存在そのものが無くなる。しかし、存在した証拠として放射(光子?)が残る。

物質10億1個に対して反物質10億個という非対称性は、偶然なのか、神が間違ったのか、神が意図したものなのか。理由は分からないが、この非対称性が作り出した物質の残りが、現在の地球を含む宇宙の全物質の元になっている。

で、今の宇宙には、物質(陽子)1個に対し、10億個の光子が存在している。

その光子は、全宇宙に薄く広く散らばっている。

これが宇宙マイクロ波背景放射である。物理学的にガモフが予想したのは7度Kだったが、実際に観測されたのは3度Kだった。

逆に言えば、宇宙中に3度Kの光子が存在していることが、ビッグバン理論の正しさを裏付けている。


的な事が書かれている本である。


しかし、宇宙物理学的な難しさの加減がかなり幅広く、後半になればなるほど難しい話に解説がない。かつ本書の神髄は哲学的な話であり、哲学と物理学のバランスも悪い。

そして何より話がくどい。


5点/10点満点


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2014/02/22

佐藤勝彦「宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった(愛蔵版) 」感想。
宇宙物理学。2014年02月10日読了。

宇宙マイクロ波背景放射って何だ?

「宇宙が始まる前には何があったのか?」の内容が難しくて、お勉強をすることにした。本屋で平積みされていた本書を手に取り、値段(税込み500円)のわりに内容が充実しているので、早速買った。


量子力学では、力は4つであるとされている。
・重力(天体と天体を引きつけ合う力)
・弱い力(β崩壊を起こす力=陽子と中性子と電子を結びつける力で良いのかな?)
・電磁気力(電荷・磁荷の間に働く力)
・強い力(陽子や中性子を構成するクオークの結合力)

量子力学の研究が進むうち、この4つの力は宇宙創世記にも適用されるという認識が研究者の間で広まった。

宇宙の始まりは、全宇宙の物質が一ヶ所に集まって超高温状態だったとき(一兆度とか)、何かのきっかけで温度が下がって物質が拡散し始めた。

一兆度の高温状態の中では、物質は存在しない。すべてがクオークである。

宇宙の始まりから、インフレーションを経過して、ビッグバンが始まる。

ビッグバン以後、宇宙は急速に冷えてくる。温度が下がったためクオークがくっつき、原子や電子や中性子が出来る。さらに温度が下がると、原子や電子や中性子がくっつき、水素やヘリウムが出来る(分子になる)。水素やヘリウムは固まりになり、固まりは重力を持ち始め、より大きな固まりになる(重水素など)。そしてどんどんどんどん固まって、次第に星になっていく……


本書の著者、佐藤勝彦氏は、ビッグバンに繋がるインフレーションの理論を1981年に発表し、ノーベル物理学賞の候補にも挙がる人なのだとか。

インフレーション宇宙論が発表されたのは1981年で、それ以降、宇宙の始まりに関する宇宙物理学者の論文が次から次へと発表されているらしい。

1990年にNASAが打ち上げたハッブル宇宙望遠鏡の観測結果が、宇宙物理学に与えた影響は大きく、30年前の宇宙論と現代の宇宙論は、全然別物になっている。

30年前は理論すら提唱されていなかったことが、ハッブル宇宙望遠鏡の観測データを元に、世界中の宇宙物理学者が新たな理論を考え出しているのだとか。

私は1970~80年代に、雑誌「NEWTON」で当時の宇宙論をたくさん読んだ。しかし、その頃読んだ知識は、既に古い理論みたいである。


で、宇宙マイクロ波背景放射とは何か、

ビッグバンのちょっと前(1秒にも満たない)の状態=今の宇宙のすべての物質を構成するクオークが超高温の中でどろどろに溶け超高密度で存在していた状態から、急速に冷めて急速に膨張を始めたのが宇宙の始まりであり、その時の光(光子の名残ということなのだろうか?)は宇宙創生から100億年以上経った今でも残っているはずで、その温度は7度K、と1948年に予想したのがガモフという物理学者。


1964年に、宇宙マイクロ波背景放射が観測された。観測したのは全くの偶然。観測した人たちは別の現象を観測していたのだが、データを解析すると、宇宙マイクロ波背景放射だった。で、この偶然で観測者はノーベル物理学賞を受賞した。

で、1989年以降、宇宙マイクロ波背景放射の観測がより詳しく実施され、宇宙マイクロ波背景放射は宇宙全体を取り囲むように観測され、ビッグバン理論はこれまでのところ観測でも裏付けられる正しい理論である、という話に繋がってくる。


的な事がわりと易しく書かれているのが本書。


とはいえ、とても難しいので、本書一冊を読んだくらいでは、とても理解できない。理解したような気分に陥っているだけなのだろうなあ。


7点/10点満点


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2014/02/09

長沼毅「死なないやつら」感想。
生物学。2014年02月04日読了。

ここ数年、テレビにも良く出ている学者の長沼毅(たけし)。蘊蓄の垂れ幅が広すぎて、いったい何の学者なんだろう? と思っていた。

生物学者でした。

(私は千原ジュニアがメインで出ている「ナダールの穴」というテレビ番組で初めて長沼毅を見た)


本書は、
2万気圧の中でも死なない生物や、
103℃の水で1分煮ても死ななかった生物や、
マイナス190℃に77時間耐えた生物や、
1440グレイの放射線を浴びせても死ななかった生物(人間は10グレイで殆どの人が死にます)、

など、死なない奴らの博物館的な本にしようと出発したみたいですが、筆者の実力がそこまで無かった、というかそこまで沢山のネタが無かったため、博物館的な本にはならず、死なない生物を話のきっかけにして、生物の不思議を語る本となっています。

まあ、おもろかったよ。

個人的には、チューブワームの不思議さについて、そこそこ詳しい解説が載っていたのでGOODです。


チューブワームは今のところ動物に分類されているが、消化器官を一切持っていない。つまり、全くものを食べない生物なのである。

チューブワームは海底火山の噴火口の近くにいる。チューブワームの先端はエラのような組織になっていて、(海底火山から出てくる)海水中の酸素と硫化水素だけを濾して体内に送る。体内には硫黄酸化細菌が棲み着いていて、硫化水素をイオウに酸化し、その時出てくる化学エネルギーと二酸化炭素から栄養を作る。

植物は光をエネルギーにして、二酸化炭素から栄養(炭水化物など)を作る。

チューブワームの体内にいる硫黄酸化細菌は、チューブワームの体重の70~80%に達する場合もある。

細胞内にミトコンドリアを持つのは動物。
ミトコンドリアと葉緑体を持つのは植物。

チューブワームは、動物でも植物でもない、新たなカテゴリーの生物なのかも知れない。


ってところはとても面白かったですよ(個人的にツボにはまった)。


7点/10点満点


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2013/06/10

ジェームズ・スロウィッキー/小高尚子訳「「みんなの意見」は案外正しい」感想。
社会学?2013年05月30日読了。

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「みんなの意見」は案外正しい

本書の内容はタイトルの通り。これは良い邦題だと思う。

この本も、買ってから4年くらいほったらかしにしていたが、遂に読むことにした。

◆内容(bookデータより)
グーグルが何十億というウェブページから、探しているページをピンポイントで発見できるのも、正確な選挙結果の予測ができるのも、株式市場が機能するのも、すべて「みんなの意見」つまり「集団の知恵」のたまものである。多様な集団が到達する結論は、一人の専門家の意見よりもつねに優るという説を提示し、ウェブ時代の新しいパラダイムを予見。


◆感想
みんなの意見が案外正しい例

・雄牛の体重を見た目だけで当てるコンテストがあった。一番正解に近い人だけが賞金をもらえる。参加者は800人。参加者の平均値は1197ポンドで、実際の体重は1198ポンドだった。

・ビンの中に850個のジェリービーンズが入っている。56人の学生に、ビンの中に何個ジェリービーンズが入っているか推測してもらった。推測値(平均値?)は871個。しかし、56人の学生中、これより正確な推測をしたのは1人だけだった。


こういう例が山ほど載っていて、分かり易く、とても面白く、とても興味深い。あまりに内容が充実しているので、要約できない(とんでもなく長くなるから)。


これは良書。今さらだけど。


9点/10点満点

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2013/04/11

町田健「言語世界地図」感想。
蘊蓄本。2013年04月02日読了。

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言語世界地図

ときどきテレビでも見かける言語学者町田健せんせいによる、世界の主要46言語のお話し。

雑誌連載をまとめたもので、基本構成は4ページで1つの言語の概要を紹介。ヨーロッパ、アジア、中近東・アフリカ、アメリカ大陸・その他、という括りで、全部で4つの章で構成されている。

アジアではタミル語、シンハラ語、ラオ語などが紹介されているのに、タイ語やカンボジア語がなかったり、アフリカ・中近東という括りであるにもかかわらず、アフリカの言語はスワヒリ語と「南アフリカの公用語」の2項目しかなかったりして、中途半端だなあという印象は否めず。

気になったこと。

(1)スペイン語の母音は5種類しかないので、日本人でも喋りやすい。(例えば中国語の単母音は7種類で母音全体では36種類、英語の母音は19種類)

(2)日本語とモンゴル語の文法は似ている。

(3)モンゴル語は、モンゴルと、中国の内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区でも使われていて、モンゴル国民は300万人弱なのに対し、中国のモンゴル語話者は2つの自治区で4000万人(文字通り桁違い)

(4)そのモンゴル語、モンゴルではロシアと同じキリル文字を採用したのに対し、中国のモンゴル語は伝統的な縦書きのモンゴル文字が使われている

(5)似たような話として、トルコ語は元もとアラビア文字(アラビア語の文字)を使っていたが、1931年に現在のトルコ共和国が立国してからローマ字に切り替えた


へえー。

というわけで、雑学としてはなるほどと思えるが、個々の掘り下げは浅い。仕方ないのだろうが、個人的にはちょっと不満が残る内容だった。


5点/10点満点


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